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｢あははっ！(笑)銀次くーん！｣
彼女がやって来る間、銀次くんと座ってお喋りをしていたAさん。
少し離れたベンチに独りで座る比与太は
そんな二人を刺すような視線で見つめていました。
すると、暫くして図書館から人がパラパラと出てきました。
｢あ！銀次くん！人出てきた！｣
銀次｢っ！？｣
図書館から出てくる人に気付いた銀次くんは、緊張が一気に張って黙り酷ってしまいました。
Aさんはというと、出てくる人たちのなかに一生懸命に浜辺さんを見つけようとしています。
｢えっと……違うな。んー……｣
立ち上がって皆の顔を確認するAさん
銀次くんも立ち上がりましたが、緊張のあまり
呼吸をするのもやっとです。
そんな時
｢あー！浜辺さんっ！｣
銀次｢っ！？｣
彼女を見つけたAさんは、彼女のもとへと走り寄りました。
｢浜辺さん！さっきはありがとうございました！｣
Aさんがペコリとお辞儀をすると、彼女も少し緊張した面持ちで会釈をしました。
｢来てくれてありがとうございます！
あの、あそこにいるのが友達の『銀次くん』と言います。｣
浜辺さんを連れていくと、ピシッと姿勢をただして立つ銀次くん
顔は強ばっています。
銀次｢あっ！っと……た！只今！ご紹介に預かりました！銀次といいますっ！｣
俯き加減で名前を告げると、ものすごい勢いでお辞儀をした銀次くん
少し浜辺さんは引きぎみです。
浜辺｢こ、こんにちは。浜辺です。｣
蚊の鳴くようなか細い声で彼女は名前を言うと
銀次くんはパッと顔を上げました。
そこで今日初めてお互いが顔を合わせました。
Aさんは浜辺さんの少し後ろから、二人を見守っていました。
二人が自己紹介をしたのを見終えると、二人の顔が見える場所まで移動し
浜辺さんに銀次くんの事をお願いしました。
｢あの、浜辺さん。銀次くんは一年前からあなたのことが気になっていたんです。
でも、なかなか気持ちを伝えられなくて。
でも、今日勇気を出してあなたに気持ちを伝えたいって決心して
私が力になりたいと思ったんです。｣
彼女にそう伝えながら様子を伺うAさん
心なしか、彼女の頬は赤く染まっているように見えました。
恥ずかしそうに。
浜辺｢一年前から……｣
｢だから……どうか銀次くんの気持ちを最後まで聞いて上げて欲しいんです。
お願いしますっ！｣
Aさんは深く頭を下げて彼女にお願いしました。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか？？(^^*) (2021年1月27日 23時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします！ (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん！やったね！高いハードルをまた超えました！！裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします！ (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です！……胸もデカいし……て、え？ ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2020年6月23日 15時
