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とうとうやって来た決戦時間。

Aさんたちは図書館の傍にあるベンチに座っていました。


「ねぇ?比与太」

比与太「なに?Aちゃん」


ひとつのベンチにAさんを真ん中に座る3人。


「比与太はここにいない方が良いと思う」

比与太「はぁ?なんで!?」


突然のAさんからの言葉に、比与太の頭の上にびっくりマークやらはてなマークが浮かびまくります。


「チャラいの二人も居たら怖いでしょ?彼女」

銀次「え?それ俺も入ってる?」

「残念ながら。」

銀次「えぇっ!?」


なぜか落ち込む銀次くんと、肩を落とす比与太。


比与太「独りは寂しいなぁ……」


Aさんから離れたくない比与太は、泣き落としにかかりますが

Aさんはスルー。


「銀次くんはイケメンになって少し爽やかになったけど、中身が変わった訳じゃないのよ?」

銀次「あ、うん」

「比与太から聞いたけど、女関係ブイブイいわせてたんでしょ?昔。」

銀次「……うん。言わせてた」

比与太「否定しないのか」

「浜辺さんとお付き合いしたいなら誠実にならないとダメなのよ?わかる?」

銀次「うん、分かる」

「彼女真面目なんだし。もし銀次くんが適当に遊びで彼女と付き合うなら

私は彼女に忠告するよ?」

銀次「……遊びなんかじゃないよ。

本気だし、真面目に彼女と付き合いたいと思ってる。」


今一度銀次くんの本気を確認したAさんは

安心して笑顔を比与太に向けました。


すると比与太、そんなあなたをまたもや惚れ直します。


比与太「じゃあ、銀次のために俺は少しはなれた向こうのベンチにいるよ」

銀次「ありがと、比与太」


そして比与太が少し離れたベンチに移動すると

Aさんと銀次くん、二人で彼女を待ちます。


「素直に気持ちを伝えれば良いんだからね。

真剣に伝えてる人を、誰も笑わないんだから」

銀次「ありがと、Aちゃん」

「銀次くん?

嬉しかったよ。私たちを見て頑張ろうかなって思ったって、言ってくれたこと」


二人きりになったAさんと銀次くん


Aさんは銀次くんの緊張を少しでも減らそうと話しかけます。


銀次「本当だからさ。俺も二人みたいになってみたいなって思っただけ」

「銀次くんならもうちょっと目標高いところに置いた方が良いと思うけどね」

銀次「あはは(笑)十分高いよ!ふたりは!」

「えー?低いと思うけど?」

銀次「だってあの比与太をあっさり変えちゃったんだぜ?

そんな恋って最高だよ」

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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか??(^^*) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします! (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん!やったね!高いハードルをまた超えました!!裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします! (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です!……胸もデカいし……て、え? ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ! (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年6月23日 15時

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