お初にお目にかかります編1 ページ30
「いい?比与太」
比与太「う、うんっ!」
「行くわよっ」
いよいよ来ましたAさんの実家
平原ルミからアドバイスをもらい、比与太はこの日のために菓子折りを有名店で購入
それを手に『いざ実家!』と気合いをいれてやって来たのでした。
ピンポーンとインターフォンを押すAさん
すると家のドアが開き、そこにはAさんのお母さんの姿
と、
兄「よおっ!いらっしゃい」
すっとぼけたAさんのお兄さんがいました。
「兄貴〜!本当に来たのー?」
兄「そりゃ来るだろ。こんな面白い日、滅多にねぇーわ」
母「あらあら♪うふふっ」
こんなやり取りの最中も、ガチガチに緊張している比与太
右手と右足が一緒に出ます。
比与太「あにょっ!……あのっ!はっ!初めまして!
わたっ、わたくしっ!平原比与太とぉーっ!申しますっ!
よろっ……宜しくお願いいたしますっ!!」
ペッコリ45°にお辞儀をした比与太
そんな比与太をニコニコしながら見ているAさんのお母さん
そして、その隣でグフグフ言いながら笑いをこらえている兄・駆
比与太「つっ……つまらないものですがぁ!良かったらこれをっ!」
と、比与太が差し出した菓子折りに視線を落とす母
母「まぁっ!いただいちゃって良いの?」
平原ルミ厳選
人気店の焼き菓子詰め合わせ
常に行列の出来るお店として有名なその包装紙に気付いたお母さんは
手土産をとても喜びました。
比与太「ぜひっ!お口に合うか分からないですが……」
母「まぁ!嬉しい♪人気なのよね〜!ここ。
有り難くいただきますね!さぁ!上がって?」
比与太「はっ……はいっ!!」
ガチガチな比与太は、ロボットのようにカクカク歩きながら家へと上がると客間へと通されました。
襖を開けると畳の部屋が広がっていて
座布団もテーブルの周りに敷かれていました。
母「お父さん呼んでくるわね。楽にしててね!」
お母さんは比与太達にそう声をかけると、リビングの方へと向かいました。
「比与太緊張しすぎ〜(笑)」
比与太「だっ!だってぇー!」
「リラックスね!」
比与太「無理だよ……」
兄「まぁ〜緊張するよな〜(笑)あはは」
しれっとついてきた兄と三人、ボソボソと会話をしていると、そこへ和室の襖が開きました。
グリンっと頭を襖の方へと向けた比与太
そこにはAさんのお父さんの姿が。
直ぐにビヨンッ!と立ち上がった比与太
またしてもペッコリ45°でお辞儀をしました。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか??(^^*) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします! (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん!やったね!高いハードルをまた超えました!!裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします! (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です!……胸もデカいし……て、え? ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ! (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年6月23日 15時