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「運転手さん、行ってください」

運「はい」

山田「えっ?あっ!Aっ!お金っ!」

「釣りはいらねぇーぜ」

ブロロロローン!


かくして、あなたが降りたタクシーは直ぐに山田を乗せて走り去りました。


「バイバーイ!山田ーっ!」


ご機嫌に山田の乗ったタクシーに手を振るAさん

比与太「あれが山田?」


Aさんと比与太

2人並んでタクシーを見送りながら話しています。


「うん、そう。入社した年にいきなり関西支社に勤務になった山田」

比与太「へぇー。なんか、良いヤツっぽいね」

「良いヤツだよ。無害だし」

比与太「あれっ?なんだろ?さっきの山田が乗ったタクシーのドア閉まるシーン


ちょっとあれ見て胸が痛いなぁ……。どうしてかなぁ??

ちょっと前の自分見てるようで泣きそうなんだけど」

「え?気のせいじゃない?」

比与太「そうかなぁ?」


比与太がいつかの記憶を思い出している間

Aさんはとっととマンションへ入っていきます。


「比与太?うち入ろー?行くよ〜」

比与太「……っえ!?良いの!?」


スタスタスタと行ってしまうAさんの後を追いかけ

比与太はAさんの部屋に入れることに驚きを隠せません。


エントランスに入りエレベーターが来るのを待つAさん

比与太もその隣へ並びました。


比与太「Aちゃん!本当に良いの?俺、部屋上がっちゃっても!」

「こんな時間だよ?泊まっていきなよ」

比与太「えぇっ!?マッ!マジっ!?」

「は?あ、着替え無いからヤダ?」

比与太「ッホ!着替えなんかどーでも良いけどっ!

本当っ!?本当に俺っAちゃんちに泊まって良いのっ!?」

「別に良いけど。え?帰る気だったの?この時間に来たのに」

比与太「えっ!?」


恋人なのだから泊まっても問題ないと考えているAさんと

余りにも虐げられた扱いが辛く長かった比与太の『信じられないAさんの自分への扱いの変化』に

恐れおののいている比与太


『彼女の部屋に泊まる』という、普通の事すらまるで天変地異のように感じていました。


比与太「とっ……泊まって……いこうっかな〜……あはっ……あはははは……」


余裕をみせたい比与太が、ほぼ棒読みで返すと

Aさんは『うん』と普通に返事をしました。


ということで、"比与太、彼女の部屋に初めてのお泊まり"編は

読みたい方がいらしたら次回書こうと思います。。。

彼女のお部屋にお泊まり編1→←・・・4



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(プロフ) - alexisさん» スゲー頑張ります(笑) (2020年6月23日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ガンバレ!銀次くん!(≧▽≦) (2020年6月22日 19時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - むーんせーらーさん» あらあら♪私の当初のイメージも同じ方です( *´艸) (2020年6月22日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
むーんせーらー(プロフ) - 私の中のヤーマダは 山田涼介君になりまちた (^-^ゞ (2020年6月11日 23時) (レス) id: 72f9e7a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» あらやだ!嬉しい♪ありがとうございます♪ (2020年6月2日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年3月30日 12時

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