私の名前は食いしん坊編1 ページ6
「あんたもバカね〜」
アンジェリーナさんに謝り倒した比与太を誘い
ハンバーグ屋さんに夕飯を奢らせにやって来たAさん。
頼んだ料理が出てくる間、アイスティーを飲みながら
少しだけショボンとしている比与太に
そんなふうに声をかけました。
「アンジェリーナはもうあんたのことなんて気にしてないって言ったのに〜」
比与太「でも・・・Aちゃんの友達だし」
「アンジェリーナ、さっきの彼と結婚するんだってぇ〜」
比与太「えぇっ!?結婚!?」
「うん。プロポーズされたって、アンジェリーナ凄く喜んでたよ」
比与太「そっか・・・結婚するのか・・・」
「だからさぁ、もう余計なこと言っちゃダメよ?」
比与太「Aちゃん……。うん」
Aさんの話を聞いた比与太
″結婚″という言葉に、Aさんとの未来を想像しています。
″いつかは俺のこと、好きになってくれる日が来るのかなぁ。。。″
″恋人になれたら、俺・・・どうなっちゃうんだろ″
″早くAちゃんと恋人になりたい・・″
″そしたら俺も、Aちゃんにプロポーズして・・・結婚、したいなぁ″
まだ好きにもなってもらっていないですが
比与太の希望は泉の如く湧き出ます。
そんなこんなでハンバーグが運ばれてきて
2人でそれを食べ始めました。
「なんか最近、食生活が充実してて太ってきたのよね〜モグモグモグ・・」
比与太「そう?あんまり変わらないけど?Aちゃんはいつも可愛いよ♪モグモグモグ・・」
「お腹がプルプルしてきたのよね〜モグモグモグ・・」
比与太「あはっ(笑)可愛いね!プルプル〜♪モグモグモグ・・」
「腹の肉は可愛くないんだよ。フンッ!モグモグモグ・・」
比与太、あなたのお腹のお肉を想像しながらハンバーグを頬張ります。
″プルプルな・・お腹・・″
″おもちみたいなのかなぁ〜。。。″
″良い匂いするんだろなぁ〜。。。″
″きっとお腹も真っ白で綺麗なんだろなぁ〜。。。ムフフ♪″
比与太「ンフッ・・モグモグモグ」
あなたと出会う前の比与太は、欲望を我慢することなく満たしてきました。
けれど、あなたと知り合い恋をして
その生活を全て捨てた比与太は、今
禁欲生活の真っ只中です。
それはもう、修行僧のような。。。
「最近兄貴の家にも行ってないしモグモグモグ・・
ナユカさんのご飯も食べてないなぁ〜。
ヘルシーな食生活をしないとなぁ〜モグモグモグ・・」
↑
じゃあ食うなよ。
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裕(プロフ) - けいこさん» 今立ち上げました♪良かったら読んでくださいね(^-^) (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - marisさん» プレッシャーwありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんごさん» 嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» また次章でも可愛がってやってください♪ありがとうございます! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ありがとうございます♪次章もよろしくお願い致します! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月16日 2時