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比与太「いっつもいっつもAちゃんのことばっかり考えてるっ!」

「う、うん」


苛立ちながら話す比与太


Aさんは様子を見るように相槌をうっています。


比与太「毎日会いたくてっ!ずっと一緒に居たくてっ!

でもっ!Aちゃんは中々俺のこと好きになってくれなくてっ!」

「っ……うん」

比与太「それでも良い!って。それでも俺がAちゃんのこと好きなんだから良いんだって。


少しずつ。本当に少しずつAちゃんの気持ちがこっち向きはじめてさっ!

俺っ……嬉しくてっ……嬉しくてさっ!」

「うん」

比与太「それなのに……」


すると急に立ち止まった比与太


俯いてその場に立ち尽くしています。


「比与太?……どしたの?」


心配になり、Aさんは比与太の正面へ回って顔を覗き込みました。


比与太「……いっつも昔の俺が邪魔をする」


見れば、比与太は泣いていました。


Aさんは少し驚いて考えました。


すると、今度はAさんが比与太の手を引っ張って歩き始めました。


比与太「っ!?」

「何泣いてんだよ!ばーか」

比与太「Aちゃん……」

「踏まれても蹴られても諦めないんだろぉ?

もう諦めたのか!」

比与太「ううんっ!諦めないよっ!諦めない!」

「あんたの良いところは、いつも笑ってるところだろが!

泣いたらマイナスに戻すぞ!」

比与太「っ!?うっ嘘ですっ!泣いてないですっ!」

「こんな事で泣いてんじゃないのっ!

昔のあんたも今のあんたも、全部比与太なんだよっ!

敵なんかじゃないっ!」

比与太「・・・うん」


あっという間にパーキングに戻ってきた二人


Aさんは比与太の手を離しました。


比与太「っ……」

「さっ!これから比与太んちのフィットネスゲームしにいくよっ!」

比与太「えっ!?」

「結局あれが一番楽しいんだよね〜」

比与太「Aちゃん……うんっ!」


こうして、あなたは比与太の部屋へ

いつものようにフィットネスゲームをしに向かいました。

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(プロフ) - けいこさん» 今立ち上げました♪良かったら読んでくださいね(^-^) (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - marisさん» プレッシャーwありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんごさん» 嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» また次章でも可愛がってやってください♪ありがとうございます! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みぃなさん» ありがとうございます♪次章もよろしくお願い致します! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年2月16日 2時

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