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比与太「待って!」
「えっ!?」
あなたの腕をガシッ!っと掴んで
真剣な顔で、あなたを見つめている比与太
まさか止められるとは思っていなかったあなたは
驚いて固まってしまいました。
比与太「逃げるなんてズルいよ、Aちゃん」
「っ!?」
比与太「今度は逃がさないから」
「えっ!?」
比与太「っふ(笑)」
比与太は不敵な笑いを浮かべてます( ´艸`)
あらっ!いやらしいっ!
「なっ!?離せっ!離せこのっ!ストーカーっ!」
あなたがブンブンと腕を振るけれど
比与太はガッチリあなたを捕まえて離しません。
「さわるんじゃないっ!コラッ!さわんなっ!」
比与太「あはは(笑)や〜だ〜よ〜♪」
病み上がりとはいえ、比与太だって男だもんっ♪
女の子の力には負けませんよぉ〜!
「やだよじゃねーよっ!離せってんだ!!」
ジタバタと暴れているあなたを
ぎゅっ・・・
「っ!!」
比与太は包み込むように抱きしめました
比与太「もう俺の生きてる世界は…Aちゃんのそばだよ」
「っ・・・」
比与太「だから・・・住む世界が違うなんて言わないで。
Aちゃんの居る世界は、俺には眩しくてさ
キラキラしてる。
・・・好きだよ、Aちゃん。
きっかけは何でも・・Aちゃんが俺に会いに来てくれて本当に良かった……。
本当に・・・出会えて良かった・・・」
「・・・っ」
比与太、怒ってませんでしたね〜(゜o゜)
それどころか幸せ感じてますよ?
あなたを抱きしめながら
比与太「憎まれ口ばっか言って、俺を諦めさせようとしてもダメだからね。」
「っ・・・」
比与太「・・・帰るなんて、言わないで。
俺まだしんどいから・・・そばにいて?」
ぎゅうっと、あなたを抱きしめる比与太の腕は
力強く、それでいて優しくて
比与太の気持ちに嘘はない事をあなたに伝えているようでした。
いつしかあなたも、その比与太の温もりに
堪えていた何かが溢れ出していきます。
「ッ・・・ッ・・・」
我慢してたのよね……Aさん
だって、あんなに辛かったんだもん。
愛する人を諦めなくてはならない辛さ。
その人の幸せをただ願って、あなたは身を引いたんですものね。
偉いね、Aさん。
良く、頑張ったね(*´∀`*)
「グスッ・・・グスッ・・・」
比与太「Aちゃん……」
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裕(プロフ) - alexisさん» ぴよた、人並みになってきましたね( ´艸`) (2020年2月16日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» この微妙な関係性……( ̄∇ ̄) ぴよたょ、人はそう簡単に変われないけれど、一途なところを持ち合わせるヒロインに惚れさせることは〜〜〜〜? (2020年2月13日 20時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» まだ『好き』が無い時点での『努力』ですけど(笑) (2020年2月12日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ちょっと独特ですけどね〜(笑) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ちょっと、誠実になろうとしてるところが認められた、かな?( ̄∇ ̄) 頑張れぴよた!頑張れヒロイン← (2020年2月12日 12時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月8日 11時