まだ目を見れない ページ41
ﾊﾝｼﾞ「ごめんねエレン待たせてしまって
でもやっとここから出られそうなんだ…君のお姉さんも」
ｴﾚﾝ「……！」
エレンは久々の太陽を浴びながら廊下を歩く
ﾊﾝｼﾞ「私は調査兵団で分隊長をやっているハンジ・ゾエ
そっちの彼は」
スンスン
ｴﾚﾝ「あ…あの…」
ﾊﾝｼﾞ「彼も同じ分隊長のミケ・ザカリアス
そうやって初対面の人の匂いを嗅いでは…」
ﾐｹ「フンッ」
ｴﾚﾝ「……！」
ﾊﾝｼﾞ「鼻で笑うクセがある」
ｴﾚﾝ「…」
ﾊﾝｼﾞ「多分深い意味はないと思うね
まぁこんなのでも分隊長を務めるほどの実力者ではあるんだ…あ！」
そうこう言っているうちに、目的地へとついたようだった
ﾊﾝｼﾞ「ごめん…無駄話しすぎた
もう着いちゃったけど…大丈夫！
むしろ説明なんか無い方がいい」
ｴﾚﾝ「え？」
ﾊﾝｼﾞ「エレンが思っていることをそのまま言えばいいよ
勝手だけど私達は…君を盲信するしかないんだ」
ガチャ
扉が開かれる
そこは
ｴﾚﾝ「！」(……審議所！？オレは審議所の地下牢にずっといたのか…)
あなた「！エレン…」
前にはAの姿もある
ｴﾚﾝ「！」(姉さんもここにいたのか…！)
兵士「そのままゆっくり進め
そこにひざまずけ」
エ「……」
エレンもAと同じく拘束されたまま座らせられる
ｴﾚﾝ(憲兵団のトップ、ピクシス司令に…
エルヴィン団長、リヴァイ兵長
ん…！？お前ら…)
エレンの見つめる先にはアルミンとミカサがいた
ｻﾞｯｸﾚｰ「さぁ…始めようか」
ザックレーの一言で、その場の空気がもっと引き締まる
ｻﾞｯｸﾚｰ「エレン・イェーガー君だね？
君は公のために命を捧げると誓った兵士である…違わないかい？」
ｴﾚﾝ「はい…」(そういえばこれは……一体何を裁くんだ？)
ｻﾞｯｸﾚｰ「異例の事態だ通常の法が適用されない兵法会議とする
決定権はすべて私に委ねられている
君の生死も…今一度改めさせていただく
異論はあるかね？」
ｴﾚﾝ「ありません！」
ｻﾞｯｸﾚｰ「君はどうだ…A」
あなた「ありません」
ｻﾞｯｸﾚｰ「察しが良くて助かるな
この事態は異例を極め相反する感情論がこの壁の中にひしめいておる
ある者は君のことを「破滅に導く悪魔」と呼び…
またある者は「希望へと導く救世主」と呼ぶ
今回決めるのは君らの動向をどちらの兵団に委ねるかだ
その兵団次第で君らの処遇も決定する
では憲兵団より案を聞かせてくれ」
ﾅｲﾙ「はい
憲兵団師団長ナイル・ドークより提案させていただきます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 452人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - あ (2月27日 20時) (
レス) id: cd54fbe942 (このIDを非表示/違反報告)
ｱ｡(プロフ) - Cherryさん» あー！！ほんとですね！！ご指摘ありがとうございます！直しました！更新遅くなってしまうかもしれませんが、楽しんでみていただけると嬉しいです！ (2月4日 7時) (レス) id: ba7135341c (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - リメイクも楽しみに拝見させて頂きます(^^)気になったのですが18ページの時点では姓がアッカーマンだということは判明していないと思います(>_<) (2月4日 4時) (レス) @page18 id: dbfb4d04e7 (このIDを非表示/違反報告)
ｱ｡(プロフ) - 続編、「この作者の作品を全表示」で見れるようになったので、続き読みたいって思ったら、クリックお願いします！ (2023年3月8日 21時) (レス) @page2 id: ba7135341c (このIDを非表示/違反報告)
ｱ｡ - 10,000hit突入しました！ありがとうございます！！🙇♀️ (2022年3月13日 16時) (レス) id: ba7135341c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｱ｡ | 作成日時：2022年1月18日 17時
