本とコーヒーと君 (ページ36)

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「昨日、、、あっ、、、」

Aにキス未遂した事か？？

ほんと、熱出て俺は頭がどうかしていた。

Aが誰とも付き合った事がないという事で調子乗った。

『いやいや、やっぱり何でもない！食べたらシャワー浴びてね！マネージャーさんが迎えに来てくれるから！』

「あっ、うん。ってマネージャーこの場所知ってるの！？」

『教えました。住所！』

「そ、そっか！」

松村、早くもマネージャーに彼女の存在バレる。

イコール、メンバーにもバレるのは時間の問題か。

俺は、お粥を食べ終え解熱剤飲んでAの家のシャワーを借りた。

正直、すごいドキドキした。彼女の家のシャワールームだよ。

「ほんと何から何までありがとうね。付き合ってすぐこんな事になって、、、」

『はははっ、ほんとだね！でもすごい思い出になった』

「A、あのさ」

ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ

俺のiPhoneが鳴っていた。

マネージャー「松村さん！！大丈夫ですか！！？もう！話すこと聞く事沢山ありますけどとりあえず後10分でそちらにつきますからね！」

「はい、わかりました」

『マネージャーさん？』

「うん、そろそろ出るね。A？」

『ん？』

「リベンジさせて」

俺はAの肩を掴み顔を近づけた。