340*紅桜編25 ページ40
「……なーんか嫌な予感がすんだよな……」
確証がある訳ではないのだが、辻斬りの噂の人物がヅラと特定されることにどこか嫌な予感がした。
遥か遠い昔に感じた命の危機感を塗り潰すようにオレは一人で依頼主の元を訪ねた。
そうすれば。
「へぶ!
……ってて……すみませ……ん!?
銀時ぃ!?」
「何してんだよ、んなとこで」
「銀時こそー!」
「オレァ依頼だよ」
「あ、さっきの電話の人の?」
「あァ」
「そっか」
まさかまさかのAがまた颯爽と依頼のあった刀鍛冶屋から出てきた。
恐らく自前の刀の手入れでも頼んでいたのだろうと自身で納得し、その敷居を跨いだ。
「私達は兄妹で刀鍛冶屋を営んでおります!
私は兄の鉄矢!!
そしてこっちは……」
なんつー声をしてんだと言いたくなるようなでっけぇ声で自己紹介。
刀打ち過ぎて耳イカれちまったのか、何なのか……。
そして妹と思われる人物は兄の鉄矢なる声にそっぽを向いた。
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます。 ただいまストーリーの作り貯めをしておりましてもうしばらくお待ちくださいm(__)m (2017年5月13日 17時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 疲れたらゆっくり休んでください。 (2017年5月12日 16時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます! こんな作品にそのようなことを言って頂けて嬉しいです(/ー ̄;) 現状は全快といったところなのでこれからまた更新頑張ります♪ (2017年4月10日 19時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつでも待ってます。だから疲れたら休んでください。体壊したら元も子もないですから。 (2017年4月10日 12時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モコ | 作成日時:2017年3月17日 6時