３１７＊紅桜編2 ページ17
「これが真選組十八番の必殺技、三段突きでさァ」
「三段、突き……？」
「真選組の中でもオレと近藤さん土方さんの三人だけが出来る技でィ」
「まぁ一番突きが速いのは総悟だけどな」
「ひ、土方さん！」
何かを感じ取ってやってきたのかそこにはお風呂上がりで着流しに身を包む土方さんの姿が。
「てか三段突きってどうするの？」
「頭・喉・みぞおちの三つの急所のうち、隙のある所を三度突く(諸説アリ)ってなとこにしときやすかィ」
「諸説アリってやめなさいよ！
ネタバレ感にじんでくるからっ！！」
しかし、もし真剣を持ってそこまで出来るのなら……
強い足腰、気迫、技量がなければいけない大技になる。
そして同時に最強剣士の名に大きく近付くことになる。
これが真選組随一の剣の使い手の実力……
沖田もそうだけど……
真選組どんだけ凄い技を隠し持ってたのォォォオ！？
やはりゴリラを筆頭とするただの動物園でないことは分かった。
「ま、そういうことなんでこの必殺技Aさんにも譲ってやりまさァ。
みっちり練習といきましょーかねェ」
「……え……
ちょ、無理ぃー！
そんな何十年もかけて習得しました的な技を一晩で無理でしょーが！」
「Aさんはやれば出来る子、なんでしょう？」
「まぁほどほどにしとけよ、総悟。
オレァ仕事に戻る」
「うそん！
土方さーんんんん！
私も仕事に連れてってェェエエ」
今唯一頼れる神様に両手を伸ばすが鈍感な本人にはいつもの戯れ程度だと勘違いしているのかさっさと退出していく。
「そ、そんなぁ……」
「Aさん？
今夜は眠れねェぐらい熱い夜にしてやりまさァ」
「意味深に言うのやめてくれるゥゥウウ！？」
どうやら今宵の夜は……
とてもとても長いものになる予感がします……
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モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます。 ただいまストーリーの作り貯めをしておりましてもうしばらくお待ちくださいm(__)m (2017年5月13日 17時) (
レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 疲れたらゆっくり休んでください。 (2017年5月12日 16時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！ こんな作品にそのようなことを言って頂けて嬉しいです(/ー￣;) 現状は全快といったところなのでこれからまた更新頑張ります♪ (2017年4月10日 19時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつでも待ってます。だから疲れたら休んでください。体壊したら元も子もないですから。 (2017年4月10日 12時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モコ | 作成日時：2017年3月17日 6時
