315*隠し子!?編45 ページ15
嘘つきは……最後まで嘘をつき通さなくては。
生半可な覚悟では大切なものまで傷付けてしまう。
傷付くのは……嘘つきの役目。
「何があっても……真選組は護るから……」
それも確かにあたしの中にある思いだった。
真選組に手を出す者がいるならば……
この命に代えても護りたい、いつしかそこまであたしの中で真選組は大きくなってしまった。
「だからこそ……しんどいんだろーね……」
「何か言いやしたかィ、サボリ魔上司さん」
「なんもない……ってか!
サボリ魔はアンタでしょーが!!」
手が二本ある程度じゃ抱えきれない。
足が二本ある程度じゃ立ちきれない。
だから捨てていくものが必要なんだ。
今捨てるもの、それは……
「いやいやAさんの方が累計だとオレより一回多くサボってまさァ」
「それはないね!!
絶対沖田の方がサボった回数多い!」
「そういうテレビ局がやるようなセコい操作はやっちゃいけねえことですぜ?」
「やめなさい、外部から怒られるわァァァア!!」
何も護れないだなんて弱音をはく弱い自分……。
捨てて、あたしは強くなる。
そして今更ながらになぜ黒夜叉の存在が急浮上してきたのか……。
事態は思っていたよりも深刻で複雑になりつつあったことに……
あたしはこの後すぐに気付くことになってしまった…──────────
【隠し子!?編END】
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モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます。 ただいまストーリーの作り貯めをしておりましてもうしばらくお待ちくださいm(__)m (2017年5月13日 17時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 疲れたらゆっくり休んでください。 (2017年5月12日 16時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます! こんな作品にそのようなことを言って頂けて嬉しいです(/ー ̄;) 現状は全快といったところなのでこれからまた更新頑張ります♪ (2017年4月10日 19時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつでも待ってます。だから疲れたら休んでください。体壊したら元も子もないですから。 (2017年4月10日 12時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モコ | 作成日時:2017年3月17日 6時