312*隠し子!?編42 ページ12
「……吉原、かぁ……」
あとは二人の問題だからあたしが吉原に足を運ぶこともしばらく、というか無くなりそうだ。
「もう行くことも無いのかなって思うと……寂しいなぁ……」
「それがフラグになんなきゃいーけどな」
「えっ、それどういう意味……」
何やら意地悪そうに笑った銀時に言及する暇も無く……
「Aさん、そこにいるのは分かってんでィ」
「げ……沖田だぁ……!!」
職務放棄の常連が常連を捕まえにいらしたようで……。
玄関からしっかり聞こえてきたのはサド野郎の声であった……。
「邪魔させてもらいやすぜ、旦那。
勝手に敵地乗り込んでまだ傷の手当てもロクにしてねェ馬鹿上司を迎えに来やした」
「おーおー、ご苦労様なこって」
「てか見つけるのはや!!
怖いんだけど……」
「Aさんの単純な行動パターンなんてお見通しでさァ」
そして何度か逃走を謀ろうとするも呆気なく首根っこを捕まれて悲痛な叫びを上げるあたしは万事屋を撤退。
しかし、何を思ったのか沖田は人ん家の前であたしを下ろした。
そして二階の万事屋からの景色を急に黙りこくって見ていた。
「……どしたの、沖田?」
「……Aさん……。
一つお聞きしてェことがありやしてね」
「聞きたい……こと?」
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます。 ただいまストーリーの作り貯めをしておりましてもうしばらくお待ちくださいm(__)m (2017年5月13日 17時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 疲れたらゆっくり休んでください。 (2017年5月12日 16時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます! こんな作品にそのようなことを言って頂けて嬉しいです(/ー ̄;) 現状は全快といったところなのでこれからまた更新頑張ります♪ (2017年4月10日 19時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつでも待ってます。だから疲れたら休んでください。体壊したら元も子もないですから。 (2017年4月10日 12時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モコ | 作成日時:2017年3月17日 6時