302*隠し子!?編32 ページ2
ってなやりとりはここまでにしておくとして。
「それで、あの……先ほどここから出ようとした時に見覚えのある車が止まったので咄嗟にここに隠れていたら……。
こはるが走り寄ったのが見えたので何事かと……」
「こはるさんは雅ちゃんを置いてお父さんの元へ戻りました」
「そんな……っ!」
「でも……こはるさんはあたしに約束してくれました。
必ず……戻ると……。
だからあたしは……だからこそあたしは……行かなきゃいけないんです」
「Aさん……」
「一緒に来てもらえますか、梓さん?」
その返事などもう決まりきっていたけれど。
問いかけたあたしに梓さんは大きく首を縦に振った。
「……ちょっと銀さんいつまで隠れてれば……ってAさん!」
「おう、Aいつの間に子供つくったネ」
「えっ、あ、いやだから違うんだって!」
そして更に頼もしいお仲間が二人プラスされ。
事の顛末はある程度報告しておくべきだと土方さんに電話をかける。
「あー、もしもし土方さん?
梓さんは見つかりましたんで捜査は打ち切りで仕事に戻ってもらって大丈夫ですよー。
え? 今どこにいる?
そうですねぇ……」
さぁ、これで配役は揃った。
次は舞台に上がるとしますか。
「ここからなら……何か大切なものが見えそうな、そんな場所にいます……」
舞台には、お城に捕らえられたお姫様が迎えを待つ。
お姫様を救うのはいつの時代も王子様がお約束、ってね……?
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モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます。 ただいまストーリーの作り貯めをしておりましてもうしばらくお待ちくださいm(__)m (2017年5月13日 17時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 疲れたらゆっくり休んでください。 (2017年5月12日 16時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます! こんな作品にそのようなことを言って頂けて嬉しいです(/ー ̄;) 現状は全快といったところなのでこれからまた更新頑張ります♪ (2017年4月10日 19時) (レス) id: f3c615ea45 (このIDを非表示/違反報告)
零 - いつでも待ってます。だから疲れたら休んでください。体壊したら元も子もないですから。 (2017年4月10日 12時) (レス) id: 4d82223b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モコ | 作成日時:2017年3月17日 6時