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464*ミツバ編50 ページ14

「やるならそんな生温い口喧嘩じゃなく、とことんやってもらわなきゃ困りまさァ。
Aさんの目が一発で覚めるぐれェのどでかい事、」


「何一つ繋がってないからね!?
アンタのさっきの発言と!!」





あだだだ……急に大声出したら頭に響くってのにこのガキンチョときたら……!!

病み上がり?で苦しんでるあたしを楽しそうに嘲笑う沖田。
……後で覚えとけよコノヤロー!


いつもと違ってちょっと優しいなとか思った時間返せバカ沖田!!


結局みんないつも通りだし、心配なんて大してしてないんでしょーねどうせ!







「そういやさ、なんでAは目ェ覚ませたんだ?」


「……うーん、なんでだろ……?」





銀時に聞かれ……なにかあった気がとてもとてもするのに。

誰かに話しかけられたような……?

とても大事なことをすっぽり忘れてしまっているような……?




「他の幕吏も同じように眠り続けてるらしいじゃねぇか。
医者がどれほど解析しようとも……原因が全く掴めねぇって言われたんだよ」


「たしか、そうだったよね……」


「テメェも一枚噛んでやがったのか」


「……うげ!」




銀時にのせられペラペラ喋ったけど……。

そ、そういや近藤さんから極秘でって言われてたんだっけ……?


だが土方さんのこの口ぶりから察するにもう筒抜けなのだろう。





「じ、じゃあ あたしも ちゃんと言わせてもらいますけど!!
土方さんだって極秘で蔵場当馬のなんとかになんとかするって!!」


「……テメェちゃんと言う気あんのか」


「あのー、あれですよ、あれ!」


「とにかくオレは何してもいいんだよ」


「どんな暴論っっ!?」





……っは!

てかあたし意識失ってたけど、蔵場当馬のことってどうなっ……





「……終わった」


「……え、?」


「蔵場当馬のことだろ?」


「……っ、」





ず、図星過ぎて怖いぜ土方コノヤロー……。





「……そう、ですか……。
あたし……大事な時に何もできなかったんですね……」




隊員でありながらも一番大事な時に倒れて欠員状態なんて……有り得ない。


武士であるからには……




「……切腹もん、ですね……」




土方さんの顔を直視できなくて俯く。

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モコ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます! 嬉しいお言葉をいただき執筆の活力になります(*^^*) 拙い作品ではございますが、これからも更新していきますのでよろしければご覧ください♪ (2023年2月14日 23時) (レス) @page7 id: 2d549f905e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (2023年1月14日 18時) (レス) @page7 id: 74e925d2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モコ | 作成日時:2022年9月1日 21時

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