ボクは憂鬱キミは不機嫌2章【REBORN】 (ページ9)

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王子の気まぐれ3 ページ9

「よォ…クソガキｨ!!仕事押し付けやがって!!」

「げっ!!」

「逃げんなァ!!……反省してんならお前に特別任務を任せる。」

「あ?反省してねーけど??
でも、まぁ…特別任務ってのは気になるな♪」

いちいち叫ぶ隊長を軽く交わしつつ
特別任務の内容を聞く。

「俺が任された仕事だ…だが、少し予定が狂った。
お前がやれるんだったらお前に任せる。
…嫌なら断れ。」

「…何だよそれ……超面白そうじゃん♪」

何だ…何だよチクショー!!
こんなに早くお前に会えるなんて
調子良すぎだろ!!

「隊長はどーすんの?
ボスに直々に頼まれたんじゃねｪの?」

「予定が狂ったんだよ。
ボスさんも珍しく読み外したみたいだしな。」

「へぇ～あのボスが…。
それってやっぱりアイツと関係あんの?」

『アイツ』名前は口に出してないはずなのに、
隊長の顔が酷く歪んだ。
その名を口に出すなと。

軽々しく口にするなと。

「…正直に言っちまえば、正解だ。
ベル、下手に口にするなよ。
特にボスの前じゃな…灰すら残して貰えねｪぞ。」

「マジか…そりゃ怖ぇな。」

どんだけ大事にされてんだよお前!
全然忘れられてねーじゃん。

「隊長は知ってたの…アイツのこと。」

「いや、初めて会った。」

「やっぱりか…オレらに内緒で会うなんて
…いや、言うだけ野望だよな。
ボスが認めてんなら別にオレらがどうこう
言っても一緒だしな。」

「…ほぉ?」

変な目で見てんじゃねーよクソザメ!!
別にボスが認めてなくてもオレはオレで
勝手に気に入ってるだけだし。

あぁ…早く会いてぇなぁ～。