向日葵の覚悟2 ページ32
私も…私も凄く(名前)ちゃんのこと、大好き。
だけと力になれない。
笑っていて欲しいと(名前)ちゃんが
望むんだったら私は笑っていられる。
笑っていようと思える。
「…力に……なりたいんです!!
守ってもらうんじゃなくて…私も!!」
でも、何も無い私に(名前)ちゃんと一緒に
戦う力なんて何一つ無い。
何も持ってない私は(名前)ちゃんの足でまとい
でしかない。
「…君は僕と違って彼女の役に立てる。
無力な僕と違ってね。
でも君は違う…君にもあるよ。
君が望むなら、覚悟があるなら、教えてあげる。」
「あります…あります!!」
力が欲しい…大切なひとを守れる力。
「…そう、ならコレあげる。
Bランクのリング…僕の波動には合わないけど
君には合うでしょ。」
「…指輪?」
「君にも流れているはずだよ、晴れの炎が。
それに君の覚悟を示してみせて。
そうすれば君はもうお荷物なんかじゃない。
立派な戦力だ…でも出来なかったらそこまでだけどね。」
覚悟を示す?
どうやって??私の覚悟は決まってるのに。
「炎をイメージして。
覚悟を灯すんだリングに。」
「炎の…イメージ……覚悟。」
「あとは君次第だね。」
背を向けてひらりと手を振って部屋に戻る
雲雀さんに頭を下げる。
「…私、次第。」
私の覚悟…(名前)ちゃんの隣で歩んでいたい。
ツナくん達を信じたい。
ハルちゃんに嘘をつきたくない。
もっともっとみんなと笑っていたい。
私は…それだけでいい。
多くは望まないから…我儘言わないから。
だから…力を貸して下さい。
「＿＿＿＿これが私の覚悟。」
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キア - とても面白いです！続き待ってます、応援してます頑張ってください (2018年8月10日 10時) (
レス) id: 58399249fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2018年6月24日 23時
