桃色ちゃんの妹事情part5【黒バス】×【テニプリ】

第150話 ページ31

貴「もういいよ....話を進めよう。」





私が切ったケドね。








鴫「今回の件で部で話し合ったのよ。アオイ抜きでね。その時にアオイもツバサと同様に処分すべきだってなったわけ。」







....なるほど？罪を彼女だけに背負わせたく無いと。とんだ罪悪感ね。どう足掻いたってミナミさんの事が消えるわけ無いのに。







鴫「幸村はコレを狙ってたみたいでね…この機に真剣に全国を目指そうって。それに1番に賛同したのが仁王。次に私、そして柳。」









柳....データマンだっけ？
まぁ、彼くらいなら幸村が思うところを察したんだと思うけど。








燈「次にってアンタ何も言われなかったわけ？」







確かに....マネージャーであるヒトミが賛同するとなると…ほかの子達は。








鴫「反感はもちろん買ったわ。でも、問題はそこじゃない。貴女も知っての通り幸村は絶対。彼が判決を下せば簡単に事は済む。だから言ってあげたのよ…アオイを辞めさせるなら私も辞める。それで同等デショ？ってね。」








確かにヒトミがテニス部に入ったのは2人を辞めさせる為。丁度いい終わり方って訳ね。









貴「なるほどね....それで？」






どうなったのかしら？







鴫「GUILTY」








終焉....ね。
部は納得したわけだ。









なんて呆気ないの…。
いや、呆気なくていい。
だけど心が晴れない…何故？









邪魔者にされた彼女達の運命と私が重なったから？....違う。私は…まだ、まだあそこに立ち止まったままだ。












決して同情なんかでは無い。

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