桃色ちゃんの妹事情part5【黒バス】×【テニプリ】

番外編〜メリクリ〜 ページ30

師走の下旬....誰もが楽しみにしているイベント。
建物や、木などを煌びやかに作られた光たち。その幻想を楽しみがら過ごす恋人や家族そして友達。









貴「誰もがそうなると思うなよリア充共めｯ！！」







こんな寒い日に外に出るなんて私にとっては地獄行為だ。....羨ましいなんて思ってないんだからねｯ?!
忌々しいとしか思えないよ！！







家の中でコタツにくるまって、テレビを見るのが毎年恒例なのである....私はね！！






絶対今日は外に出てなんてやらんからな！！









だいたい私達仏教徒でしょ？
なんでキリストのイベントで盛り上がってんのよ。









ーﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝー








午後23時55分
家のインターホンがなる。
こんな夜中に来る人なんて....っていうか私の家を知る人なんてほんの1部だ。







イタズラかな？







ーゴンゴンー





次は結構大きめのノック。
....イタズラだね。






変な人とかだったらどうしよう....とか思いながら結局玄関を開ける。









貴「誰も居ないし。」






ふと視線が下に行く。
小さな赤色の箱に白いリボンが着いている
いかにもクリスマスプレゼントと主張しているそれ。








ただ....なんとなくだけ分かった気がした。
これが誰からの者なのか。







私は箱を手に取り家の中に入る。









ゆっくりとリボンを解いて中身を見れば、鑑賞用の指輪でとても綺麗だった。








貴「これ、1人で買いに行ったの？」







込み上げてくる笑いを少し抑えながら小さなメモを見た。








『メリークリスマス』







現在午後23時59分
仕組まれたかのようなギリギリのクリスマスプレゼントを私は今日貰いました。









眉まろが特徴的なサンタさんに。

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