桃色ちゃんの妹事情part5【黒バス】×【テニプリ】

第132話 ページ12

連休明け、学校に行く。
久しぶりに感じる気がするのはきっと先日の試合のせい。





アイツらを見たせい。






そう思い込んで教室に入る。
しかし、いつもよりざわついていて教卓の周りに人だかりでいっぱいだった。






(...紙？.......写真か。)






少し目を凝らして遠目から見る。
内容はハッキリと見えないが女が数人写っているのは分かる。






貴「ねぇ....アレ何？」





席の近くに屯っている女子グループの1人に声をかける。






「あぁ....なんかミナミが女子達脅してミヤノを虐めてたっていう写真がばらまかれてんの。」




「そういうヤツには見えないんだけどねー？。」




「the優等生って感じだったし。」






三者三様ってわけね…。
でも、顔色を伺う限り殆どの人はミナミさんは無実って方向に行ってるわね。







貴「そう....大変ねぇ。ミナミさんとミヤノさんってすごく仲良いって思ってた。」






そうそう簡単に優等生の鏡は壊れないか。
でも....ヒビくらいはできたんじゃない？






「どうせ表ヅラだけっしょ。」




「何それ怖ぁいw」




「....女って怖いねぇ。」





アンタらも女だけどな。
....合成の確率は大だ。しかし決定的な証拠が無い。









それは逆に云えばミナミさんにも証拠が無いということだ。

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