あとがき ページ19
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もともと「櫻井先生と恋をする五篇」というテーマでお話を膨らませたので、各話が短編に近い形になっているのはそのせいです。連作短編に近いというか、最初からシーンごとに大きく分けてお話を書くつもりでいました。
まぁ結果としてプロローグにあたる最初のお話とエピローグにあたる最後のお話がしっかりと中身のある長さになってしまったので、プロローグエピローグの概念を外して「櫻井先生と恋をする七篇」に変更いたしました。
なので普段のEpisode表記ではなく、scene表記です。一年の中の、いくつかのシーンを切り取った、というニュアンスの読み切りとして制作したので、そこら辺を反映させました。
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とにかく細かいことは気にせずに書きたいシーンだけ書く、をモットーに、書きたいシーンと必要なシーンだけを書き連ねました。
いろいろと、細かいことは気にしてはいけません。いつもはもっと綿密に書くことを心がけてますがいつもとはかけ離れてます。気にしてはいけません。
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愚か者(Fools)というテーマは実は最初はそこまで大きなテーマではありませんでした。
最初はただのヒロインの描写で、要素の一つだったんですが、書いてるうちにこれS先生の方もなかなか愚者だなと思いまして。
もともと「好きだ、なんて言ってやんないよ」がコンセプトというかお話を思いついた時のテーマだったので、いっそエイプリルフールに「嫌いだ」と言わせればいいんじゃないかと途中で思いついたことからメインのテーマとして押し出すことに決めました。
ラストシーンの結びに四月一日(エイプリルフール)を使うと決まるまでの仮タイトルは「愚かな僕らは恋をしない」だったんですが、エイプリルフールに合わせて「フール」の方をメインで使うことに決めました。
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作者名：iCHiKA
| 作成日時：2020年6月6日 16時
