056：優しい手のひら ページ8
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「……え？」
山田「だから、風俗辞めろって言ってんの」
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ふと顔を上げると
山田の真っ直ぐな目線と
すぐぶつかった
「この前……お茶ひいたか、」
山田「違う」
「じゃあ、なん……で……」
頭の中が追いつかなくて
鼻の奥がツン、として
目の前で
真剣な表情をしてる山田が
なぜか少しずつ滲んでいく
一緒に歩んできた山田の存在が
急に遠くなる気がして
寂しくて苦しくて
喉の奥がつまりそうになった
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山田「ごめんな、急にこんなこと」
「……、」
山田「でも、お前のこと考えて言ってるつもり」
「うん……」
山田「(源氏名)、」
どうにか滲みきらずにすんだ視界には
少し柔らかい表情の山田
ゆっくり刻みつけていくように
話の続きを口にする
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山田「お前が面接に来た時さ、正直……やる気ねぇ奴がきたな。くらいしか思ってなかった」
「うん、」
山田「質問の答えは適当だし、なんで風俗はじめることにしたかも言わねぇし……気難しい女だなって」
「ん……」
山田「でもさ、話してる途中に気づいたんだ」
「……？」
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山田「お前は華みたいな空気を持ってんだよ」
「……華？」
山田「そ。空間を楽しくする華みたいな空気」
一瞬、目が合うと
優しく笑って
外の景色を見る山田の目線につられて
ゆっくり外を眺めた
山田「だから、そこに気づいた時に思った」
「……？」
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山田「�爐海了劼縫淵鵐弌璽錺鵑鬚箸蕕擦燭き瓩辰董�
「……っ、」
山田「俺がサポートして、んでナンバーワンにして……その時に(源氏名)がどんな表情するのか、見たくなった」
「やま、だ……」
ダメだ
取り戻した視界は
あっという間に
ぼやけていく
口下手な山田の話す言葉
ひとつひとつが
溢れてくるものを
次々に誘っていく
山田「お前は変なところ鈍いから、どうせ気がつきもしないだろうけど」
「ん……」
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山田「ほんとに魅力的な女だよ、(源氏名)は」
そう言うと、山田は
泣きはらす私のてっぺんを
優しく撫でてくれた
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圭人LOVE - リトラなくなっちゃいますね。。悲しい。。またJUMPが活躍できる場所ができれば嬉しいですね！ (2019年9月12日 15時) (
レス) id: 366b2b5161 (このIDを非表示/違反報告)
▼SOLA(プロフ) - 圭人LOVEさん» 同じくです(ノ)ω(ヾ)楽しみがたくさんでめちゃくちゃ嬉しいですよね(＾ω＾) (2019年9月10日 14時) (レス) id: 5232f55703 (このIDを非表示/違反報告)
圭人LOVE - ですよね！全形態予約しちゃいました（笑） (2019年9月4日 15時) (レス) id: 366b2b5161 (このIDを非表示/違反報告)
▼SOLA(プロフ) - 圭人LOVEさん» お返事遅くなってすみません( ; _ ; )アルバム朗報にワクワクが止まりませんよね(ノ)ω(ヾ) (2019年9月4日 8時) (レス) id: 5232f55703 (このIDを非表示/違反報告)
圭人LOVE - そうですよね！もう何十回も見返してます！！ (2019年8月27日 17時) (レス) id: 366b2b5161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▼SOLA | 作成日時：2019年5月20日 10時
