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Aside
どうも〜語り手変わりましてAで〜す
前のお話見て分かる通り、八方斎様にドクタケ忍者隊に入らないか口説かれて…じゃなくてお願いされております
「え〜でも『ドクタケ忍術教室の講師として来てくれ』っておっしゃったのは八方斎様じゃないですか〜」
そう、私が最近ドクタケに来た理由
『戦好きの悪い城』として評判の悪い、その上戦をやっても勝った事なんてないようなドクタケにわざわざ来た理由
…これは言い過ぎか、まぁいいや事実だし←
ドクタケ忍術教室の講師を頼まれたから
今まで私はフリーの忍者として数年働いていたんだけど、実際の仕事の様子を含めてドクたまに色々教えてほしいと頼まれたのだ
正直生活リズムだって狂いに狂っておかしくなりそうだったし、忍術教室ならよっぽど何かない限り昼間の勤務が約束されているはず
なにより今までお世話になった八方斎様や魔界之先生に何かお役立ちできればと思ってフリーから転身することにしたのだ
それなのにこの目の前の顔デカケツあごおやじときたら…おぉっと失敬
八「いやいやそうなんだけどさ〜…やっぱこう、くノ一がいると華があるというか、身近に働くくノ一がいれば山ぶ鬼もきっと喜ぶだろうし」
「あ〜なるほど、山ぶ鬼のことを考えれば確かに…」
八「で、でしょ?それにさ、基本的に夕刻までのシフトにするし」
「いやバイトかよ」←
八「もしも夜働くことになっても残業代はたっぷり出すし」
「ふ〜ん…ちなみに、給料は?」
八「ふふん、このドクタケ城は労働者への給料が良い事で有名なのじゃぞ」
「有給は?」
八「無限にとはいかないが、好きなだけ取ってよい」
「よし、乗った!」
こうして、ドクタケの福利厚生と給与に惹かれた私はあっさりと忍者隊に就職することを決めたのだった
ところで、今ドクタケ城は勝ち目のない戦を仕掛けたりあからさまに怪しい仕事というのを(珍しく)していないんだけど
八方斎様に理由を聞いたら「せっかく新人が来るのに、そんなこと出来るわけなかろう。Aがここの生活に慣れるまでは大人しくすると決めたのじゃ」だそう
いや、新人に配慮しててありがたいんだけどさ…それ逆に怪しくない?
「うちに新人が来ましたよ」って言いふらしてるようなもんじゃん
八「…まぁお前さんならうまくやり過ごせるじゃろ!自信を持て!」
どの口が言ってんだよチンゲン菜
馬酔と魔界之がただただ駄弁ってるだけの段→←八方斎様とのお話の段
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乃花おむ子(プロフ) - いちごもんすたーさん» わわわ!ありがとうございます!お互い頑張りましょう……! (2021年9月14日 6時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - コメントありがとうございます…!今乃花おむ子さんの作品も途中までですが拝読しているところです!これからも更新がんばります!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
乃花おむ子(プロフ) - テンポ良くて読みやすいのでサクサク読んでしまった……!更新楽しみにしてます、無理のないように頑張ってください!! (2021年9月13日 17時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - 秋産まれさん» コメントありがとうございます…!すごく励みになります! (2021年9月4日 12時) (レス) id: 9d6884059d (このIDを非表示/違反報告)
秋産まれ(プロフ) - 面白いです! (2021年9月4日 7時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮生 | 作成日時:2021年8月30日 15時