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作者、力尽きかけているので夜明けまで飛ばすぜぇ((
「ねみぃ…」
風「A、ここに残ってたのか」
「うん、まだやり残したことあるし…他の人は忍術学園に?」
風「ああ、Aの言うように上級生はドクタケ付近にいるようだから、その隙に向かうことにしたんだ」
「そう…で、何か連絡は?」
風「いや、何も…」
「…あぁ(察し」
「あ、乱太郎君と八方斎様が良い感じの雰囲気に…」
風「誤解のある言い方をするな」
乱「八方斎、森の中にこんなものを作って何を企んでいる!」
八「これはわしが設計した無敵の出城だ」
「…『わしが設計した』…誰が考えた予算のおかげだと思ってんだよあの回鍋肉」
八「忍術学園のやつらがこの出城とドクタケ城に気を取られている間に、こちらから忍者隊を送っている。そしてさらに、ドクタケ城からも兵を出しここにいる忍術学園のやつらのこともまとめて挟み撃ちにする。完璧な作戦じゃ」
(言えない…忍者隊の方が確実に失敗しているだなんて…)
乱「お前の思い通りにはさせない!」
そう叫ぶと乱太郎は持っている大量の鉄砲玉を八方斎に向かってばらまいた。
あとはもうご想像の通り、それを踏んでバランスを崩した八方斎が見事頭から落ち、その衝撃で地面にヒビが入っていった。
元々そこまで頑丈な造りでは無かったが、こんなこと本当にあるんだ…と思いながら、Aは乱太郎達の所へ向かった。
「風鬼、曇鬼、これ被ってとにかく頭を守って!八方斎様にも被せて!乱太郎君はこっち!」
とにかく一時的にでも退避させるべく、(扱いに慣れているであろう)ドクタケの2人に八方斎を任せ、Aは乱太郎を抱きかかえ下へ降りていった。
「しっかりつかまれ!」
乱「ひいぃぃぃ!」
「よし、あそこに同級生いるからここでおろすね」
乱「あ、あの、ありがとうございました!きり丸としんべヱのことも!」
「いいよいいよ。しいて言うなら、これは遊んでくれた6年生へのお礼だから。あと、八方斎様が言ってた作戦だけど…忍術学園に向かった人たちは裏山辺りで罠に引っ掛かりまくって心が折れてるだろうから、心配しなくていいよ」
山「乱太郎、無事か!?」
乱「山田先生、無事です!今ドクタケくノ一の方が助けて…あれ、いない…?」
山「またあのくノ一か…話を聞いたら、きり丸しんべヱも助けてもらったそうだが、一体…」
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乃花おむ子(プロフ) - いちごもんすたーさん» わわわ!ありがとうございます!お互い頑張りましょう……! (2021年9月14日 6時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - コメントありがとうございます…!今乃花おむ子さんの作品も途中までですが拝読しているところです!これからも更新がんばります!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
乃花おむ子(プロフ) - テンポ良くて読みやすいのでサクサク読んでしまった……!更新楽しみにしてます、無理のないように頑張ってください!! (2021年9月13日 17時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - 秋産まれさん» コメントありがとうございます…!すごく励みになります! (2021年9月4日 12時) (レス) id: 9d6884059d (このIDを非表示/違反報告)
秋産まれ(プロフ) - 面白いです! (2021年9月4日 7時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮生 | 作成日時:2021年8月30日 15時