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「皆さんすごく仲良さそうですし、もうお団子になったままでいいんじゃないんですか?」

小「おお、それもいいかもしれないな!」

仙「いい訳なかろう!」

伊「6年も一緒にいるのに、そんなの今更だよね〜」

留「そういう問題でもないだろ」

「6年も…そっか、そりゃ仲良くもなるよね」

Aは村にいた時は友達はそれなりにいたし、今でも手紙を送っている人もいるので細々とだが交友は続いている。しかし、忍術教室では生徒はA一人だったため、友と一緒に学ぶということには長らくご無沙汰であった。

父からの「旅をしたいと思える友や師との出会いを大切にしなさい」という言葉を思い出した。師に関してはこれでもかというほどたくさん出会ってきたが、友に関しては未だ叶っていない。

「皆さん、友達は学生時代の宝ですよ。仕事するようになったら心を許せる人には意外と出会えないからね。

皆さんとここでお会いできたのも、何かのご縁化もしれませんね」

何となくしんみりというか感動的?な雰囲気になったちょうどその時、

「先輩方、助けに来ました!」

6年生、というか主に伊作が行方を心配していた乱太郎、あとからきり丸としんべヱが牢に入ってきた。

乱「ドクタケ忍者がごみの分別をしている時、この鍵を燃えないゴミに入れてたんです!」

「「鍵って燃えないゴミなの!?」」

乱「そこ、気にします?」

「良かったですね〜後輩君たちやっぱり来ましたよ」

きり「え、あなたは…?」

しん「ドクタケの人ですか?」

「まぁここにいるくらいだからね。感動の再会をしてるところ申し訳ないんだけどさ、それ、こっちにくれない?」

そう言ってAは3人に向かって手を出した。

文「まさか、鍵を…!?」

きり「乱太郎、絶対渡しちゃだめだぞ」





「いや、欲しいのはそのごみ袋なんだけど…」


全員、盛大にコケる。お約束。


小「なんでだ!?鍵を奪う絶好のチャンスじゃないか!」

長「小平太、お前が言うことじゃない」

「え?だって鍵は今使うんでしょ?使い終わってからくれればいいよ」

留「なぜ俺らが出るところを止めないんだ?」

「いやだって、私『6年生を見ててくれればいい』ってしか言われてないし…話し相手にもなったんだから休日出勤にしては上出来ですよ」

文「いいのかよそれで…」

「…げっ、燃えるゴミに焙烙火矢あんじゃん、分別し直しだよ。じゃ、皆さん無事にここから出てくださいね。

また、後で」

お話まだ続くけどいったん休憩→←・



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乃花おむ子(プロフ) - いちごもんすたーさん» わわわ!ありがとうございます!お互い頑張りましょう……! (2021年9月14日 6時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - コメントありがとうございます…!今乃花おむ子さんの作品も途中までですが拝読しているところです!これからも更新がんばります!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
乃花おむ子(プロフ) - テンポ良くて読みやすいのでサクサク読んでしまった……!更新楽しみにしてます、無理のないように頑張ってください!! (2021年9月13日 17時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - 秋産まれさん» コメントありがとうございます…!すごく励みになります! (2021年9月4日 12時) (レス) id: 9d6884059d (このIDを非表示/違反報告)
秋産まれ(プロフ) - 面白いです! (2021年9月4日 7時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮生 | 作成日時:2021年8月30日 15時

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