【忍たま】魔界之小路先生が通販で失敗したことから始まるお話

「さらば忍術学園の段」を捏造しちゃったの段 ページ24

タイトルの通り、「さらば忍術学園の段」の捏造で、主にドクタケ側からの視点です。



ドクタケ城が森に出城を建設している件

Aが何とか計算した予算をもとに作り、城は完成に近づいていた。

なるべく予算を掛けず最低限の設備に抑えているとはいえ、やはり森にある程度の大きさの城が急に出来ているとなると今度こそ警戒される。こればっかりはしょうがない。

Aは現時点でどれほどの城がドクタケ城の動きに気付いているのか調査することした。

「出城周辺の森には…思っているより偵察がいない。もうこちらの作戦は読まれたのだろうか…」

だとしたら、こちらが動くのが少々遅かった、と後悔を感じながらも注意深く森近辺を調査していた。が、途中であることに気が付く。

これ、もしかして忍術学園を調べた方が早いんじゃない？と。

以前魔界之先生が「忍術学園はネットワークが広い」と言っていた。実際A自身も忍術学園について調べるうちに他の城との太いパイプには驚かされた。恐らく、この周辺を偵察する城があるとすれば、忍術学園と敵対していない限りほぼ確実に情報をそちらへ流す。

何より、ドクタケ城で何かやるとなると忍術学園が黙っちゃいない、これはお約束なのである！(メタい)



「魔界之先生、忍術学園にいる推しを一目拝みにに行ってきます！(ドクタケ城の動きにどう手を打つか調べたいので近いうちに忍術学園へ潜入します)」

魔「A、本音と建前が逆だよ」

「ちなみにほぼ箱推しです！(すみません、私としたことが。ですが任務は果たしてまいります)」

魔「いっそ清々しいね！行っておいで！」

忍術学園相手にこの様子では(作者から見ても)不安である。



Aside
忍術学園に潜入するのいいものの、やっぱり最初にして最大の関門である「小松田さん」対策は万全にしなければならない。

魔界之先生曰はく、ドクササコの凄腕さんやタソガレドキの雑踏さんレベルになれば気づかれずに潜入できるらしい。すっげぇ。

まぁ逆にサインしちゃえばあとはこっちの好きなように出来るんだけど、でも出来れば名前は残したくないじゃん？

忍術学園関係者に扮してあえてドクタケ城の情報を流すために正々堂々(？)入るのも有効そうだけど…変装となるとあの日のトラウマがッ…(『そうだ町へ行こうの段』参照)


悩んだ挙句、「サイン覚悟、ダメもとで小松田さんの目を盗もう！」作戦にしといた。

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