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Aが魔界之先生におつかいを頼まれていたちょうどその頃
「え、この小説同時並行で色々起こりすぎじゃね?」
馬酔さん、気にしたら負けです()
忍術学園の学園長先生ルーム
部屋には学園長先生と5,6年生が集合していた。
先日利吉と職員で話し合ったことを受け、ドクたけ城の様子を偵察するよう5,6年生に命じているのである。
学「今回はあくまで偵察じゃから、なるべく手は下さんこと。その分、抜かりの無いように隅から隅まで調査すること。良いな?」
「「はい」」
こうして、忍術学園の5,6年生はドクタケ城を監視することとなった。
基本的に城付近を偵察し、出入りする怪しい人間がいれば少人数でその人に付くということになった。
彼らが向かった頃、すでに他の城の忍者も何人か城付近をうろついているようだった。
しかし、目立った動きが本当にない。
(というか本当に動いてないだけ。『八方斎様とのお話の段』参照)
文「ドクタケ城、どういう風の吹き回しなんだろうな」
仙「あぁ、内部での動きもつかめないようだ」
小「でも何も起こってないだけかもしれないな!」
小平太、正解!←
伊「そういえば、あの話って本当なのかな?」
留「利吉さんが言ってた、フリーだった若いくノ一がドクタケ城に入ったかもしれない話か?さぁな、ただどうしてドクタケ城に入ったのか俺にはさっぱり理解できん」
長「…ドクたけ忍術教室の卒業生、なのか」
伊「だとしたら、僕らが知っててもおかしくないはずだけど…」
久「…!誰か出てきます」
竹「何!?…って、あれはドクたまのふぶ鬼じゃないか?」
尾「何かするにしてもふぶ鬼1人にやらせるとは思えないが…追うべきか?」
不「関係者ではあるが、怪しい気はしないな」
仙「ただ、いつも4人でいることが多いのに1人でいるのが少々気になるな」
鉢「…誰かが変装している可能性もある」
不「本当か、三郎」
鉢「分からんが…何となくだが体の曲線が少し丸く滑らかで、腰にも少々くびれがあるように見える」
尾「…お前、そんな目で今のふぶ鬼のこと見てたの?」
久「うわ、まじかよ…」
不「いくら三郎でも…ないわー…」
文「さすがは変態…じゃなくて変装名人だな」
竹「おほー」←
鉢「何なんですか皆して!怪しいと思ったから見てただけですよ!」
留「とにかく、変装の可能性があるなら鉢屋と不破に追ってもらおう」
こうして、5年の不破と傷心した鉢屋がふぶ鬼(仮)の跡を追うこととなった。
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乃花おむ子(プロフ) - いちごもんすたーさん» わわわ!ありがとうございます!お互い頑張りましょう……! (2021年9月14日 6時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - コメントありがとうございます…!今乃花おむ子さんの作品も途中までですが拝読しているところです!これからも更新がんばります!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: c5f21f47da (このIDを非表示/違反報告)
乃花おむ子(プロフ) - テンポ良くて読みやすいのでサクサク読んでしまった……!更新楽しみにしてます、無理のないように頑張ってください!! (2021年9月13日 17時) (レス) id: 3538425ae0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー(プロフ) - 秋産まれさん» コメントありがとうございます…!すごく励みになります! (2021年9月4日 12時) (レス) id: 9d6884059d (このIDを非表示/違反報告)
秋産まれ(プロフ) - 面白いです! (2021年9月4日 7時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮生 | 作成日時:2021年8月30日 15時