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宇髄と筋肉と美少女と ページ4

目があったら終わり、とはこのことでしょうか。

そのまま知らんふりをしても良かったのでしょうが、気になって近付いていってしまいました。


まぁ、それは明らかに判断ミス。


強引に腕を掴まれました。
痛い、痛い、折れてしまいます。



「ちょっと宇髄サマ、その子は誰なのですか!」


と、美少女が叫びます。

待ってどういう状況だ。


「だから言ったろ、俺には嫁がいる、お前とは無理だって」



皆様、聞きました?

嫁、嫁と言いましたよ?


あぁ、なるほど、私を嫁にしてその場凌ぎですかそうですか。




どついてやろうか。





「じゃあ、相撲しましょう!」


と、美少女は言いやがりました。

はい?



何をどうしたら相撲になるんですか、どうなってるんですかこの女の頭は





「相撲で私が勝ったら宇髄サマと結婚します!」



「わかった、わかった」

と、宇髄の野郎は言います。




止めないのですか。

見るからに柱である私と目の前の華奢な美少女。
圧倒的な差があるでしょう?



いや、切実にやめてあげてくださいよ。


私、骨折っても知りませんよ、責任は貴方にあるんですよ。



馬鹿なのですか、その思考回路をどうにかしてやりましょうか。



「はっけよ〜い」



もう始めてますし…


しょうがないですね、彼もお嫁さんがいますし。
三人もいますからね。




私は袖を捲って膝に手を置きます。


さぁ何処からでもかかってこい、という風に。






「うおおおおっ」



するとどうでしょう、美少女が私を張り手でべちべちと押してくるのです。

おぞましいです、蜜璃ちゃんの亜種か、というくらいに強いです。



あれ?おかしいですね、私が勝つ予定だったのですが。



美少女は張り手をしながら私を押します。


「私のッ旦那にッ宇髄サマはッ、なるッ!」


「そのためにッ、相撲を、練習したのッ」



あぁ、やっぱり馬鹿ですねこの美少女は。


私がドンッと押すと美少女は後ろにぶっ倒れました。




張り手は馬鹿みたいに強いのにすぐ倒れるんですか、もったいない。




私はヒーヒー言ってる宇髄を叩いて、どうにかしなさい、と言いました。



するとさっきまで倒れていた美少女が私のたんこぶを叩いて


「今度はぜーったい勝つんだから!」



とだけ言って走っていきやがりました。


はぁ、痛いです




とりあえず宇髄に奢らせましょう。
私、ちょっと怒ってるので。

くしゃみは風邪でなく噂の印→←宇髄と筋肉と



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いぬお(プロフ) - 怜さん» (@@;) (2019年11月4日 11時) (レス) id: 5294fb0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ( 。∀ ゚) (2019年11月4日 11時) (レス) id: bf7bf25de5 (このIDを非表示/違反報告)
いぬお(プロフ) - 怜さん» 私も作ってる最中、「なぁにこれぇ」でした。半狂乱なのでわけわからなくなるかもです (2019年10月29日 16時) (レス) id: 5294fb0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
いぬお(プロフ) - 禰豆子は神(°-°)さん» 私も!泣いたんだよ、倍に泣いてしまえ! (2019年10月29日 16時) (レス) id: 5294fb0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - タイトル見て「なぁにこれぇ」見てる途中「なぁにこれぇ」なんですが、その。でも、続き待ってます。 (2019年10月29日 9時) (レス) id: bf7bf25de5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いぬお | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年10月29日 1時

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