私の手が白菜になったらどうします？【鬼滅の刃】

飛べない柱はただの柱だ ページ2

「Aの馬鹿！もう知らないんだから！」


あちゃ〜と、後悔したようにこめかみを押さえる美女。
それは私です。


えぇ、上の通り、そうですとも、蜜璃ちゃんと喧嘩したのです。
泣いて走り去る美少女、甘露寺蜜璃。


揺れる乳房は餅のようです、あ、今、お前どうせ貧乳だろう、と思いましたよね？
何故分かるのですか…！



あ、話を戻しましょうか。


とりあえず甘露寺さんと喧嘩したんですよね。
そのせいで今皆さんにすっごく睨まれているんです。




少し、少しですよ、太った？と聞いただけなのです。

そしたら八倍筋で平手打ちされた後、このような事態になったのです。



「酷い、酷いわ、Aちゃんのじゃがいも！キュンキュンしない！」



私が悪いのですが何とも言えないのです。

論破、でしょうか、違いますよね？




柱の皆様は呆れたような顔をして、失笑しております。



はぁ、今日こそは私から謝りますか。



そうして私は歩いて蜜璃ちゃんに近寄りました。




ごめんね、と声に出そうとしたとき、



「やめろ！もうすぐ御館様がいらっしゃるぞ！」



と空気の読めない義勇さんに叫ばれました。



何でしょう、頭に鮭と大根が詰まっているのでしょうか。


でしたら随分煮詰まっているのですね。

煮物になっていますよね、きっと。



そうして謝れないまま柱合会議が始まったのです。


あぁ、悲しい。



心がモヤモヤして御館様のお話が頭に入って来ないのです。

もどかしいです…

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