夜 ページ48
なんて...馬鹿な考えは一旦止まり私は布団を畳んだ。
そしてマルク用にもう1つ布団を引いた。
私達の間に人が通れる位の幅を開ける。
...え?隣で寝ないかって?
せっかくキャラと距離が近いのに勿体ないって?
私がハイテンションから戻れなくなって寝れな((
「A」
ふと、マルクは私の名前を呼んだ。
思わず目を丸くしてマルクの方を見ると、いつの間にかコチラを見ていたみたいで目が合った。
『なぁに?マルク』
「Aはボクとか知っていると言ってたけれど...
結局この世界にきて何がしたいのサ」
...んー、目的?
そういえばあまり考えたことない。
ただ気軽にカービィキャラ達に触れ合えてキャーキャー騒いで...。
『何がしたいかは..んー、難しいな』
...残念ながら心のどこかで思ってる。
ずっとここに居れる訳はないと思う。
私はちゃんと記憶があって、今でも思い浮かぶよ。
゛私は死んだこと゛
悲しい事実。
でも、私はあの時本当に死んだのかなぁって...もしかしたら意識不明の重体になってるかも。
なら死んでないから戻れるのかなぁって。
戻りたいわけじゃないけれど...
向こうの世界も悪くなかったなぁって...離れてから思った。
馬鹿やって、ゲラゲラ笑って、私は友達運も良かったからなぁ
「したいことないの?」
『そうだなぁ...
今の目的はマホロアの船を直してアナザーナイトメアを倒すことかな!
だって...んー..』
「...」
何があっても私は物語を進めなくちゃならない。
この場が好きでも動いたら、今の好きがもっと好きになるかも知れない。
今はマルクとしか喋れてないけれど、もっとスージーとかダークメタナイトとかタランザとか色々な子と喋れるかもしれない。
アニメの全く違う世界なんだから...行けると思わない?
私はマルクに微笑みかけた。
彼は目を丸くして驚いていた。
『みんなのこと好きだから!
みんなが困っていることを倒すって言う素敵な目的があるでしょ?』
「Aがしたいことはないのサ?」
『私がしたいのはみんなと喋ること☆』
_私はしたいことはすぐするんだよ!
今みたいにね☆
するとマルクは満足したのか星を見るのをやめて、畳んだ布団に直ぐに体を丸めて入った。
「もう寝るのサ」
『あ、そう? じゃぁおやすみ〜』
私も遅れて自分の布団に入って眠りについた。
__
_
「...喋る願いなんてみんな出来るのサ..」
(ムシャクシャするのサ...)
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シグマ(プロフ) - 雷音@RAINEさん» おかえりぃぃぃなさぁぁぁい!!!私、スゴく嬉しいです!!!(感想) (2022年6月19日 11時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
雷音@RAINE(プロフ) - あ、すみません、いい忘れていましたが私アカネです。名前変えましたエヘ(((殴 (2022年6月19日 11時) (レス) id: 777f8f5945 (このIDを非表示/違反報告)
雷音@RAINE(プロフ) - 帰ってきましたァアアアアアアア (2022年6月19日 10時) (レス) id: 777f8f5945 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - わらびもちもっちやんさん» ふへへっ← とってもうれしいです!ありがとうございます!ではこちらも首を長くしてイチゴを食べながら書かせてもらいます(?)頑張ります! (2022年5月7日 11時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもちもっちやん - この作品大好きです!首を長くしてろくろ首になりながらチョコ食べて読もうと思います(?)更新適度に頑張ってください (2022年5月7日 10時) (レス) @page45 id: 2cb7b921ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ ライネ(アカネ) | 作者ホームページ:No.
作成日時:2022年1月19日 0時