定期 ページ46
とりあえず2人がマルクを疑っても仕方ないので、左ウィングを運んでくれた。
私とマルクはいつも通りお留守番。
これ、定期☆
『今日どこで寝るの?』
私がそう言うと「ないのサ」と詰まらなく口を開けていた。
座って海を見ていた。
横目でマルクを見ると、落ちていく夕日がマルクを照らしている姿は何も言えなかった。
(可哀想だなぁ…)
マルクは魔獣と間違えられてコチラに来てしまった。
...ホーリーナイトメア社は出した魔獣は倒されると思って出してるのかな?
(…宿屋代も出ないなんて辛いよねぇ…)
せめて寝る所だけは作って欲しいよねぇ...なんてね。
そう思いながら私は立ち上がって、足に付いた砂を払った。
『マルク』
「なんなのサ?」
『家が無いなら私の家に来なよ。』
「は?」
優しさのつもりで言ったつもりなのだが、なぜかキレられた。
...腹立つわぁ((
『魔獣に取り間違われ、挙句の果てに来た瞬間パーツ探し!
...ってなんか辛くない?』
私ならカービィキャラが居るおかげで好き好き言いながらでも、出来るけど...マルクは違うじゃん?
ただの1人のキャラクターでしょ?
私の言葉にマルクはなんの反応と示さなかった。
(それに私みたいな神様じゃ____ん?)
【キミは神じゃないのサ。神なら分かってたはずなのサッ!】
『ちょーっと待て!!』
「!?」
私は大声を出したことにより、マルクはピクッ...と驚いていた。
そして直ぐに「なんなのサっ!?」と声を上げていた!
『マルク!私は神だ!それ以上でもそれ以下でもない!』
「...は?」
『神だ!おーけぇい? アイ・アム・ゴット』
どやぁ...とするとマルクはゲンナリした顔をして「台無しなのサ」と呟いていた。
むむ、納得してないようだなァ?
『ゴットだ!ゴット!いいかい?』
「あー、もう!うるさいのサ!お前は黙っておくのサ!」
「不覚にもときめきそうだったのが悔しいのサッ」と小さく言葉を吐き捨てて、マルクは海辺を歩き出した。
私もあとを着いて認めてくれるまで言い続けると(半ば強制的に)神だと認めてくれた。
(これで良し)
(全く...めんどくさい人間なのサ...)
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シグマ(プロフ) - 雷音@RAINEさん» おかえりぃぃぃなさぁぁぁい!!!私、スゴく嬉しいです!!!(感想) (2022年6月19日 11時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
雷音@RAINE(プロフ) - あ、すみません、いい忘れていましたが私アカネです。名前変えましたエヘ(((殴 (2022年6月19日 11時) (レス) id: 777f8f5945 (このIDを非表示/違反報告)
雷音@RAINE(プロフ) - 帰ってきましたァアアアアアアア (2022年6月19日 10時) (レス) id: 777f8f5945 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - わらびもちもっちやんさん» ふへへっ← とってもうれしいです!ありがとうございます!ではこちらも首を長くしてイチゴを食べながら書かせてもらいます(?)頑張ります! (2022年5月7日 11時) (レス) id: 5678212689 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもちもっちやん - この作品大好きです!首を長くしてろくろ首になりながらチョコ食べて読もうと思います(?)更新適度に頑張ってください (2022年5月7日 10時) (レス) @page45 id: 2cb7b921ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ ライネ(アカネ) | 作者ホームページ:No.
作成日時:2022年1月19日 0時