女子高生A、不運に見舞われるの巻。【文スト】【トリップ】

拾伍話 ページ17

ねねねねネタがないですな･･･。

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「え、お買い物･･･ですか?」

「あぁ。社の備品がきれかかっていてな。」

今日は日曜の午後。つい最近用意された自分のデスクでうとうとしていると国木田さんからお呼びがかかった。

「お前はもう少しこのあたりの地理を覚えておいた方がいいだろう。この前のように気ままに出掛けられ、迷われても迷惑だからな。」

「そそそそ、それは言わないでください･･･。」

そうなんですよ、この前ちょっとどうなってるのかなーとか思って外に出たらあら大変、帰る道がわかんなくなっちゃったわけですよ。

んでどうしようかなーと途方に暮れて･･･(実際のところものすごく楽観的だったけど)そしたら太宰さんに会ってようやく帰ってこられたんだよね。

しかもその時、ポートマフィアの方･･･あのちっちゃい人のゴタゴタね、があったすぐ後だったから必死に探されてたらしく･･･太宰さんは珍しく少し汗をかいて息を切らしてたし、帰ったらまた国木田さんに小一時間お説教されたしでもうほんとに災難でしたよ、ええ。

あ、自業自得とかじゃないですよ!?


と、いうようなことがあったのでそんなこと言われたら恥ずかしいの申し訳ないのって･･･。

「まぁお前も年頃の娘だ、買いたいものもあるだろうしな。」

あ、ヤバイ国木田さんが神に見えてきたわ。眩しいんだけど誰かサングラスプリーズｯｯ!!

「あ、ありがとうございます･･･!」









ハッハッハ、というわけで買い物ですよヒャッフゥ!!
さっき国木田さんのは済ませてきたんであとは私が楽しんでもいいみたいです!
ああ、もちろんハイテンションになりまくりですよ!!




「国木田さん国木田さん!!コレ可愛くないですか!?ナメクジのストラップですよ!!」

「･･･共感はできんな。」



「国木田さんこのクレープ美味しすぎますね!!店員さーん、あとイチゴとバナナのヤツもくださーい!」

「お前、ちゃんと代金は払えるんだろうな。」

「もちろん大丈夫ですよ!･･･多分。」



「うーんどれにしよう･･･。」

「おい、早く決めろ。もう20分もかかってるぞ･･･。」

「いやぁ、歯磨き粉って意外と悩みません?･･･やっぱり葡萄味かなぁ･･･。」

「俺はお前が子供用歯磨き粉を使っている事に悩むのだが。」



「はあー!今日は有難う御座いました!お陰様ですっっっごい楽しかったです!!」



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