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質問の意図が分からない、けど。
智くんはそっかーってちょっとうれしそう。
「じゃあさ、俺にその日、くれない？」
「・・・？」
「来週の月曜日、休めない？」
「え？・・・・っと、」
そういうこと？
智くんにあげるって・・・え、その日に来るの？
どうしようっ、何て返したら・・・。
「無理？」
わたわたしてたら、耳に響いたのは甘い声。
・・・可愛すぎる。
「無理・・・じゃない、です」
「ほんと？やったっ」
操られるように、了承の言葉が出ていた。
それにうれしそうな声の智くん。
・・・だから、可愛すぎだってば。
これじゃ、来ないでって言えないよ。
「撤回はなしだかんね。俺、すっげぇモチベーション上がったんだから」
「・・・そんなっ。。あの・・」
「ん？」
どうしよう・・智くんの言葉ですごくうれしくなって。
でも休んでほしいのも本当だから、言葉に詰まる。
「・・・だいじょうぶ・・・？」
「ん。だいじょーぶ、だから。なんも心配しなくていいの。ね？」
「うん・・・」
やっぱり私の考えなんてお見通しで。
いつだって不安をなくしてくれる智くんに、また惹かれるんだ。
「・・・お休み、申請してみます。でも、無理はしないで、ね」
「んふふっ、心配性だなぁ」
だいじょうぶだよって、笑う声。
・・・そうだ。智くんは、無理なときは無理って言う人だった。
優しいけど、そこはちゃんとしてる人。
「休み、取れたら教えて？」
「はい」
「ん。でさ、デートしよ？」
「は・・・い？・・・」
でーと？・・・でーと、ってあの、ですか。
え、そういうこと、になるの？
・・なる、のか・・・そっかぁ。
改めて言われると、何だかくすぐったい。
けど、出かけるってこと？
それっていいの？いろいろと危険なような。
「・・だいじょーぶ。ね？」
「・・・うん」
智くんが言うと、本当にそう思えるから不思議。
そして本当にそうだから、素直に頷けた。
「んじゃ、詳しくは後で」
「うん・・・お仕事がんばってね」
「Aちゃんも、午後もがんばれー」
その言葉でやる気が出る私は単純かな？
それでもいっか。
うん。お休みできるように、がんばらなきゃね。
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ミホ(プロフ) - あみさん» あみさん、コメントとっってもうれしいです♪ありがとうございます！まだまだ未熟であれこれ迷いながらなのでさくさく行かずすみません。少しでも楽しんで頂けているならうれしいです♪更新がんばります！ (2019年4月5日 1時) (
レス) id: 8ef5e9dce6 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - いきなりコメント失礼します！このシリーズを最初から読んでずーっと楽しんでました！これからも読みます！更新頑張って下さい！！楽しみにしてます。 (2019年4月4日 22時) (レス) id: 595a819d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ki-bou | 作成日時：2019年3月31日 2時
