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「ただいまー」
智くんがドアを開けると、中から男の人の声。
・・ただいま？
そして、おかえりって聞こえたけど・・・。
「どうぞ？」
智くんに導かれて、先に入ったのは子どもたち。
さっきまでうきうきしてたのに、カチンっと固まってて。
「おおー、可愛い子たち連れて、どうしたんすか？」
「智くんどこ行ってたの？」
中からは高い声と低い声が聞こえた。
・・・もしかして。嫌な予感がするんですけど。
「Aちゃんもおいで？」
「いえ・・・ダイジョブです」
「ぷはっ・・なに遠慮してんの。ほらっ」
「うわっ・・」
手を引っ張られる。
顔を上げると、目を見開いている・・4人。
と、楽しげな智くん。
「えっ？・・あ、あの」
「ふふっ(笑)友だちのまやちゃんとたーちゃん。あと、Aちゃん」
「あ・・・は、初めまして。こんにち、は」
「こんにちはっ」
「こんにちはー」
慌てて頭を下げると、子どもたちも習ってぺこっとした。
・・・智くん、びっくりなんですけど。
こんなきらきらした空間、心臓に悪いです。
にこって微笑まれる。その威力と言ったらもう・・。
「あぁ、滑り台の？初めまして〜」
「お噂はかねがね(笑)」
「お菓子ごちそう様です」
「あはっ、一緒にあそぼっか」
滑り台・・・あぁ、智くんがテレビで話してたもんね。
ん？なんの噂？
お菓子・・・そうだ、みんなで食べたって言ってた。恐縮です。
えぇっ!?一緒に遊んでくださるなんて。
・・・・これは夢ですか？
「いえ・・・突然お伺いしまして、申し訳ありません。
お忙しいでしょうし、これで失礼しますね」
「へ？またそうやって(笑)」
「でも、智くんも準備」
「だいじょーぶだって。ね？
ほら、まやちゃんとたーちゃん遊んでるし」
え・・？あっ、えぇ？
智くんの指す方を見たら、太陽みたいなお兄ちゃんと楽しく遊んでる。
いいの？これっていいの？
パニックだよぉ。
「ふふっだいじょーぶだってば。
Aちゃんは心配性だねぇ。みんなリラックスできっからいーの」
「でも・・・」
本当にいいの？
智くんが言うなら、大丈夫・・？
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ミホ(プロフ) - あみさん» あみさん、コメントとっってもうれしいです♪ありがとうございます！まだまだ未熟であれこれ迷いながらなのでさくさく行かずすみません。少しでも楽しんで頂けているならうれしいです♪更新がんばります！ (2019年4月5日 1時) (
レス) id: 8ef5e9dce6 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - いきなりコメント失礼します！このシリーズを最初から読んでずーっと楽しんでました！これからも読みます！更新頑張って下さい！！楽しみにしてます。 (2019年4月4日 22時) (レス) id: 595a819d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ki-bou | 作成日時：2019年3月31日 2時
