この世界は不公平だ【ヒプマイ】【飴村 乱数】

ナゴヤ 味方 謝罪 ページ10

「ふう、でら疲れた……」

これは名古屋弁とでも言うのか
名古屋に来てからちょくちょく聞く言葉を
曖昧に使えばポケットから使い捨てマイクを取り出す

まるでペンの様に回して遊べば嫌な思い出が甦って来た


『これ、なーに？』


モ中「これはヒプノシスマイクです。これで戦うのです。さぁやってみて」


『えと…おれはひとり だが 進む足取り …あ、えｯーと』


モ中「其処で止めては意味がありません。ほら練習あるのみです」


モ中「出来の良い乱数は出来るのに…出来損ないが」


『ご、ごめんなさｯ……』


乱数「ねーねーオネーサン。ぼく ラップ出来てた〜？」


モ中「はい、問題無かったかと」


『ｯ………！！』



一緒に産まれた筈なのに一緒に頑張ってる筈なのにどんどん差が出来て離れて

評価が変わって凄く辛かった


マイクだって特殊な力は無いし上手く扱う事すら困難だ

なんて無力なんだろう


乱数は出来ているのに


現にシブヤ代表だし


なんで、

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