この世界は不公平だ【ヒプマイ】【飴村 乱数】

ナゴヤ 悪い 明日 ページ9

獄「まぁ、有難う御座います」


白と黒で別れた上着を来てﾍﾟｺﾘとお辞儀をした獄さんは笑顔をまま空却の足を踏んだ


空却「ｯてーなァ！！」


獄「痛ぇんじゃねぇんだ。クソガキ！！人様にでら迷惑掛けやがって」


何処かで聞いた様な台詞を言えば十四にも説教を垂れる獄さん
説教の合間に逃げたのか空却が俺に話し掛けた


空却「有難うな。十四を助けてくれてよ。恩に着るぜ」


「い、いえ俺は構わない」


人を助けるなんて当たり前の事だと言えば十四は豚の人形を握り締めた


十四「ぅう、すみませんっス〜」


獄「俺に謝るな。助けてくれた方に謝って来い！！」

獄さんは十四に向かって叫ぶと俺を指指す
お礼なんて良いのに。
だって、だってよ……

ポケットにあるマイクの感触

それを確かめて取り出す準備をする


空却「、お前どうした？」



「悪いな。これが生きる術なんだ」


空却のマイクが口に届くのと俺のリリックが空却達に届くのでは俺の方が一秒早かった



倒れた三人を見て洗脳が掛かった事を確認すれば俺は直ぐ中王区に連絡を入れる

無花「至急、ソチラに向かう。良いか。其処で待って居ろ」


「はい、」




少し待てば中王区の処理班が空却達に
掛かった洗脳を強化し事故の後を片付ける

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