この世界は不公平だ【ヒプマイ】【飴村 乱数】

ナゴヤ 救世主 ページ8

………はぁ


大事にならないと良いが


「生憎、自分のマイクは持ってるんだな」


ポケットからマイクを取り出し起動させればそれは黒いマイクから変貌する


見た目はカフェラテの様な色にマーブル模様でｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗとした鉄の鎖が付いたマイク。


乱数とは大違いだ


「………では俺から行くぞ」


マイクを口に持っていき言葉を紡ごうとした時


モブ「っぐほぉおお！！」


ﾄﾞｻｯ


？？「ふふっ大丈夫か？お前」


何時の間にか俺の目の前に居た奴は地面に寝転び赤い青年が立っていた


「アンタは……」


まさかと思い声を掛けようとするとそれより早く後ろに居た青年が駆け寄った


？？「あの、大丈夫っスか？自分、十四って言うんス」


俺よりも遥かに背が高い青年…改め十四は
俺の安否を確認するなり赤髪の方へと走ってった


十四「く、空却さん。自分、怖かったっス〜！！」


空却「あ“、怖かった？テメェなァ…人様にでら迷惑掛けんじゃねェよ！」


空却の怒鳴り声で十四はひぃい！！と涙目になりアマンダを抱き締める



そんな十四を溜め息交じりに見る空却だが周りを見て言う


空却「、ｯ此処じゃ迷惑だから獄ン家行くぞ」


十四「は、はいっス」


確かに空却の言う通り周囲には人だかりが出来ていた

まぁ、こんな所で目立つ様な事してるからな


空却「ほら、お前も行くぞ！！」


空却はそういうと俺の手を引っ張り走っていった

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