転生してその辺にいるありふれた住人になったにも関わらず主要キャラクターさんと関わりすぎている気がする【2】

82.逆に彼の勘違いじゃなければ私はどうすればいいんだ? ページ32

『じゃあ私はその薬に救われたと言っても過言じゃないんだね…
アルフィー、助けてくれてありがとう!!』



命を助けてくれたことに、アルフィーへ感謝を伝えると、少し悩むような素振りをしながら話し始めた



「……そっか、怪我してからずっと眠ってたんだもんね…
確かに傷口を診たり薬を使ってAの目を覚まさせたのは私だけど、大怪我した貴女をここまで運んできてくれたのはフリスクだよ！」



＿＿＿＿＿そうだ、確か私はサンズに。



あの時の惨状を思い出して青ざめていく私の顔を見たのか、アルフィーは気を使うように話を続けてくれた



「あっ、あ…そうだよね、あんな出来事があったのに…私…ごめんなさい…」

『いや、＿＿大丈夫。
その代わり、教えてほしいなって…一体あの後私はどうなったの?』



「今さっき言ったようにフリスクがAを私の所まで運んでくれたの
それで、フリスクが言うには”サンズが言ったであろう場所に行ったらAがいて…サンズ探してくる”って…

それからサンズを探し出して、フリスクと話し合いしてもらったよ」



でも、おかしい…とアルフィー



「サンズはパピルス大好きだけど、流石に近づいたニンゲンを傷つけたりまではしないわよ、したこともないはず」


アルフィーがそんな推測を始めたところで、私は考えていたことを伝える



『アルフィーさん、多分、分かった気がします
多分サンズさんは私のことを、プレイヤーだと思ってたのかと』



「ぷれい、やー…?」

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