転生してその辺にいるありふれた住人になったにも関わらず主要キャラクターさんと関わりすぎている気がする【2】

72.わくわくパピルス ページ22

「あ、少々気になっていたのですが…」





少しばかりであれば目を離しても心配はいらないのですがねーと、ジョークだか本気だか分からない事を言った後、アーテルさんは何やら聞きたそうにこう口を開いた






「フリスク殿が休暇の時に大使館にいらっしゃるだなんて珍しいと思いまして…
何かの用事ですか?」





「うん、パピルスに会いに来たんだよ
Aも会いたがってたから!ねー!」





『すごい会いたいんです!楽しみ!!』





フリスクの発言に共感するようにして、アーテルさんに向けて話した





「なるほど、フリスク殿がAさんを連れてきたのはこのためだったのですね…!」






「それにしても…パピルス殿が休暇にも関わらずやけにルンルンしながらやってきていたものですから何があったのかと思いまして…今やっと分かりました。」




ルンルンパピルス?!可愛いにも程がある！



想像しただけでも口角が上がってしまう…






…っと、パピルスあまりの可愛さについつい…




なるほど、アーテルさんはそのことをずっと疑問に思ってたのか





「おっと、これはこれは…話が逸れてしまいましたね
パピルス殿がお待ちですよ。今からご案内します」

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