黒雪姫【ハイキュー】【不良パロ】

黒雪姫が7人 ページ23

Aside



「木兎さんっ！後ろ！」


「ぇ…がッ…!!」


『ん〜イマイチだねェ』


あの赤葦？っていう奴が気に食わない。
多分、頭の切れる奴なんだろう。


その為か、反撃が思うように行かない。


………あ、なら


『君をさきにやっちゃえばいいんだ！』


私は、強面？の奴に
ナイフを2、3本投げた。


そっちに皆が気を向かせる。

そうしたら…


「尾長さん！ナイフッ」


ね？そっちに意識が行っちゃう。

ほら…すきができてるよ？


『後ろ…気をつけなきゃ？』


「赤葦！！！！」

「っ……！」


今更気づいてももう遅い。

私は、足を上げ、蹴ろうと




" 見せかけた "



「なッ…！」


───ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ


「………」


─ﾊﾞﾀｯ


赤葦君は倒れた。


『やあっと邪魔者が居なくなった！
さぁ…続きしよ？』


「赤葦!!!!


お前…なにした？」


『何ってちょっと眠ってもらっただけだよ〜？』


そういって、手にあるスタンガンをチラつかせた。



「お前スタンガンも持って！」


『ふふっ♪

さぁ始めよ？楽しい楽しい

" 御伽話 " を』









「ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…」


『ほら？


やっぱり私が勝った』


「……」


『これからは仲良くしよ〜よ♪ねぇ？梟ちゃん？』


「ｯ知って…たの…か」


『当たり前じゃん？梟の絵柄あるし』


「あは…そっか…。

さすが…黒雪姫…だな」


『そりゃあどーも！

じゃあね？』


「……おう。また次は勝つからな」


『いいねェ。威勢のいい子は好きだよ？


あと、君達のサポートさん呼んどいたからね？』



「！！！」




黒雪姫は闇に紛れて消えていった。

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