死が8つ ページ12
敦side
国木田「小僧!太宰を連れ戻してこい!」
国木田さんに言われて、川のあたりを探していると
敦「ん…?」
周りをキョロキョロしている女の子が居た
ロングで……白髪の……目が水色…7歳ぐらいの女の子
なんと、太宰さんが言っていた条件が全て当てはまった
敦「(一応、声をかけるか)君、どうしたの?」
僕が話しかけると…
「お兄さんだあ〜れ?」
と不思議な顔をしていた
敦「僕?僕は、中島敦だよ」
すると、女の子が当たった!
とでも言うような顔をしていた
「そっかー」ニパッ
女の子が笑う
敦「(可愛いな)君の名前は?」
「私は夜空!水川夜空だよ!」
水川……夜空?
太宰さんが言っていた名前もそうだった
やっぱり、この子が……
「どうしたの?お兄〜さん?」
敦「えッなッ何でもないよ!それより、夜空ちゃんは何してるの?」
夜空ちゃんは、困ったような顔をして
「この辺でポーチ落としちゃったの」
敦「ポーチ?」
このくらいと手で大きさを表す夜空ちゃん
「知らない?」
敦「うん…見てないな」
困ってる顔をする夜空ちゃんを見て…
敦「(力になりたいな…そうだ!)じゃあ!探偵社に行こ!」
一瞬、嫌な顔をする夜空ちゃん
しかし、まばたきすると不思議な顔をしていた
「探偵…社?」
敦「そう!!僕、武装探偵社で働いてるんだ!だからそこに行ってないか聞こ?」
「うん!o(*^▽^*)o」
僕は、夜空ちゃんを連れて、武装探偵社に向かった
ガチャッ
敦「只今帰りましたー」
国木田「遅いぞ小僧」
帰ってそうそう国木田さんに怒られた
敦「すっすいません」
国木田「全く…ん?後ろの小娘は?」
あぁー
敦「水川夜空ちゃんです。落とし物しちゃったそうで…」
国木田「(´Д`)ハァ…落とし物なら交番に行け」
敦「あはは…すいません。でも放っておけなくて。それに…」
僕は、国木田さんに耳打ちした
敦「太宰さんが言っていた子がこの子にそっくりなんです」ボソッ
国木田「何ッ…そうかゆっくりしていけ」
国木田さんが話をわかってくれて、良かったー
国木田「だが、ポーチは届いてなかったぞ」
敦「そうですか…」
国木田「まぁ交番にも聞いていてやる」
良かったね!と夜空ちゃんに言おうとしたが
夜空ちゃんの顔はもう諦めている顔だった
敦「(どうして……)」
すると
太宰「たーだいまー!」
太宰さんが入ってきた
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かな^_^(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます!! (2019年9月17日 10時) (レス) id: cbb2a38640 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - めちゃくちゃ面白かったです!続き待ってます!カッコよくてかわいい! (2018年7月31日 15時) (レス) id: 314e0acea1 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - カゴメさん» コメントありがとうございます(≧▽≦)更新、遅くなりますが、頑張ります! (2018年6月3日 15時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)
カゴメ - 続きが楽しみすぎる! (2018年6月3日 15時) (レス) id: 0692cc1aa8 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます(≧▽≦)面白いと言っていただき、感謝しかありません! (2018年5月13日 22時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)
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