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俯き加減だった実弥がこちらを見据える。

獲物を狙う獣の様に目が、ギラリと鋭く光った…気がした。

実弥のその表情で一気に心臓が早鐘を打つ。



ゆっくり近づく実弥に私はただただボールを握りしめる事しかできなくて、



重なると同時に、それすら出来なくなり、


ボールが床をダンダンと跳ねる音が消えると
ベッドに二人分の体重を支え、軋む音がした。









『手、はや…』

「嫌なら抵抗しろよォ。ここから待ったナシだァ」

『ふふ。光るの?味付き?0.02ミリ?どれにする?』

「ククッンだよ、やる気満々じゃねェーかァ」



怖くねーの?そう聞く実弥の首に手を回し頬に軽くキスをする。



『うん!実弥、大好きだよ!』



フッと笑い、私の耳元に口を寄せ、俺も、と。







「A、すげェー好き」








そう囁かれ
首筋に顔を埋められるとチクリと鈍い痛みが走った。









「……………越えようぜェ」









飴よりずっと甘く、
溶けてしまいそうな長い口づけをし、





私達は今日、



2つのレッドラインを超えた。







レッドライン2








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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:恋愛
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京華(プロフ) - 完結までこっそり一気に読みたかったのに実弥site〜で吹いて咳込んでます…何故今まで気付かなかったのか…マネと居るから最低と思ってる私の気持ちの代弁ですか?折角クライマックス実弥sideを味わえなかったので恨み節で愛あるコメントしときます♡ (2023年2月6日 0時) (レス) @page34 id: 9cf14e7eab (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 沙希さん» 私には勿体ないお言葉の数々…ありがとうございます!もうどんなお話を書いたか忘れてしまいましたが…笑 お気持ちとっても嬉しいです! (2022年3月10日 22時) (レス) id: 9c7376e839 (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 深澤辰哉のげーせんさん» お返事が遅くなってしまってすみません。完結して随分経つお話に…ありがとうございます!とっても嬉しいコメントですが…寝てください!笑 今後も無理のない範囲で頑張ります! (2022年3月10日 22時) (レス) id: 9c7376e839 (このIDを非表示/違反報告)
沙希(プロフ) - きゅんきゅんが止まりませんでした!❤一回しか押せないのが悔しくて連打したいくらいです!作者様の描く不死川さん大好きです! (2022年3月9日 22時) (レス) @page41 id: b306c5df41 (このIDを非表示/違反報告)
深澤辰哉のげーせん(プロフ) - ガチ主様天才作者だなと思ったら、あのあさひゆうひ様ではないかと!!歓喜一憂しております笑 毎回面白すぎて寝るの遅くなりますわ笑笑 応援してます!頑張ってください!! (2022年3月8日 1時) (レス) @page44 id: f1b58a28d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさひゆうひ | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年4月16日 0時

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