レッドライン2【不死川実弥】

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あの、後、大人のキスをした後、驚く程普通だった実弥。


それは、
え？夢だったの？と思う程だった。


多分、唇がヒリついていなければ、夢だと思っていたと思う。



今、私達はどういう関係なのかな…？

これで妹とか言わないよね…？



だって、舌入れられるわ吸われるわ甘噛みされるわ口周りベチョベチョになるくらい凄いことしたよ？






私、実弥の唾液


………………………………………飲んじゃったよ？




なんなら軽くお尻触られて、胸触ってくるから止めたんだよ？




それを…まさか‘仲直り’の、とは言わないよね？？




流石に妹には、しないよね？




意を決して、家に帰ったら聞いてみようと意気込んでいると、



その夜、
ことが熱を出し、それどころではなくなった。



そこから次々に熱を出し、慌ただしく、看病に追われ落ち着いた頃には、実弥は4泊５日の合宿に行ってしまっていた。









どうしてくれる。この中途半端。









帰って来てもクタクタでそれどころではない、かな？


ウインターカップ予選ももうすぐだし。

実弥はまずはスタメンを勝ち取らないといけないしなぁ。


日が経つにつれ、徐々に言いづらくなってきてる。このまま有耶無耶になるのでは…




核心に触れたとして、そんなつもり無い、冗談だと言われたら…



マジで今回は立ち直れない！
それくらい期待してる！
していいと思ってる！



実弥は私の事どう思っているのか、それだけ聞きたいだけなのになぁ。



聞きたいような、聞きたくないような。



曖昧な関係じゃもう足りない、でも、曖昧な関係でもいいから側にいたい…。






ぶは！きも！！！乙女かよ！なんでもいいわ！

あの時、確かに実弥は私を女として見てくれた！それだけで凄く嬉しい！幸せ！



とりあえずさ、さっさと帰って来い！
早く会いたい！顔見たい！声が聞きたいよ！





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