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21. ページ22

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屋敷に着くとすっかり綺麗になっている部屋。


昨日の部屋の状態を思い浮かべると…………中々有能な隠だな。


お風呂の準備も整っており、よし、よくやった!と偉そうにうんうんと頷きながら急いでお風呂を済ませた後、脱衣かごを見て絶句した。



………着替えは用意してくれてなかったのね……。



以前やってくれた人はしてくれたのにな…と甘ったれた自分の思考に舌打ちをして、


籠の中に入っていたタオルで体を拭き、
一応体の前に当て着替えを取りに行くと、縁側からの視線を感じ、瞬時に距離を取った。





『!』





鬼ならどんなによかっただろう…。





初めて、そんな事を思った。





勿論、真昼間に鬼なんているはずもなく、
そこに居たのはいわずもがな。
先程待ち合わせた煉獄さんだった。



「……すまない!早く来すぎてしまった!!!」

『………。』



出なおす、と背中を向けてその場から去った想い人。



頭は真っ白だが、今の状況は分っている。



分っていても確かめずにはいられない。



恐る恐る視線を落とすと、
女らしからぬしっかりとした筋肉と至る所に傷がある身体。



それを隠すように前に当てているのは何とも頼りない半分濡れた小さめのタオル……。





『あ"ぁ"ーーーーーっっ!!!!!!』





やっちまった!ウソでしょ!?
よりにもよって煉獄さんに…!!!



見られた…見られてしまった…っ!!





最悪だ。。。
ガク…っと膝から崩れ私は蹲った。



職権乱用なんてしたから罰が当たったんだ…。



もうお嫁には行けない…
いや、もう煉獄さんに責任を取ってもらおう。



現実から目を背けようと、馬鹿な事を考えて、
これ以上ないほど項垂れる事しか出来なかった。




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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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あさひゆうひ(プロフ) - 京華さん» ナニシテンノ?おめめ心配。寝ろ寝ろ寝ろ。 (2月5日 5時) (レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 初コメント失礼致します(いやこれ何でコメントしてないの?え?読んでたよね?と困惑。バグってんの?まぁいいや←)一気読みしてしまいました。惚れてくれてる実弥イイ!笑いながら読んじゃいました。眠いのに実弥熱が沸き起こって眠れないけど寝ます。また書いて。 (2月5日 1時) (レス) @page50 id: bb9635485e (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - なおさん» 完結して随分経つ話にコメントありがとうございます!とっても嬉しいです!鴉たち頑張りましたー! (2022年7月28日 23時) (レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
なお - 鴉すごっ!天才やん そしてあさひゆうひさんもこのお話を考えれるなんて天才だよー 天才過ぎてヤバイ 不死川さんたちお幸せに!! (2022年7月26日 22時) (レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 環さん» 環ちゃん!久しぶり…!まさか読んでくれたとは!!!オチを書きたいだけのお話でした。コメントありがとう!とっても嬉しかったです♥ (2022年4月7日 23時) (レス) id: 9c7376e839 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさひゆうひ | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2022年2月2日 10時

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