ここで 永遠に 眠れ 【ヤンデレ・Fischers 】

◇12 ページ13

〜♪

あ「アラーム…あ、学校だわ。」

マ「あ、おはよ。」


あ「…マサイ？目の下クマがひどいよ。」
マ「知ってる。」
あ「…まーた徹夜したんでしょー」
マ「バレたか。」

あ「私学校行かなきゃ。」
マ「ん、じゃあ学校まで見送るよ。」
あ「えぇ？マサイは寝てなきゃだよ。」
マ「ダメ？」
あ「…分かったよ、見送って下さい。」



マ「じゃあ帰りも迎えに来るから。」
あ「はーい、その間はちゃんと寝るんだよ。」







あ「マサイ〜」
マ「あ、来た。おかえり。」
あ「ただいま。 」

あ「…ちゃんと寝てた？」
マ「…寝足りなかった。」
あ「あーもう！早く帰ろ！…自分家じゃないか。」


あ「今日はなんか作るよ。
　 マサイは寝てて、作ったら起こすから。」
マ「…ありがと。」



あ「おやすみなさい。」



佳音side


さてと、何作ろっかな。


意外と冷蔵庫の中食材揃ってるんだよなぁw


スパゲティーでも作ろうかな。


…私、マサイの事が好きかもしれない。

違う。

マサイの事が好きだ。


私と居たいって言ってくれる。

私の事を優先にして仕事は後回しにしてくれた。

すごく眠いはずなのに
わざわざ学校まで送り迎えしてくれた。



喧嘩もしたけどすごく嬉しかった。


もっとありがとうの気持ちを伝えたいけど


今はご飯を作ってあげることしか出来ない。

いつかもっと気持ちを伝えなきゃ。




マ「佳音…。」
「あれっ？マサイ起きた？」
マ「スー…。」
「…寝言かな？」
マ「…佳音…好き。」



………え？今なんて。



んんんんんん…ご飯出来たから起こさなきゃ！




あ「マサイ起きて〜ご飯出来たよ。」
マ「…ん…。」

冷静冷静。

マ「顔赤いけどどうした？」
あ「えっ」
マ「熱でもあんじゃないの？」

ｺﾂｯ(おでこ同士をくっつける)

マ「あ、ごめん。」
あ「…なんでもない！食べよ食べよ！」


くっそー…冷静装おうとしたのにぃ…。

マ「…美味い。」
あ「本当？よかった。」


マ「あのさ佳音」
あ「何？」



マ「好き。」


あ「え？あ、え？、、何が？」

マ「佳音の事が。」



うおおおお…これは夢か幻かぁぁぁ…

もう死んでもいい…。


もうこうなったら…




ｷﾞｭｯ
マ「うおっ」


あ「私も好き…だよ！」

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