【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について【暗殺教室】

三毛縞斑の時間 ページ47

.




【ママ】こと、三毛縞斑くんは、よく私の相談にのってくれる。



でも、日本に帰ってきたばかりで最近話せてなかったから色々と話すことが溜まっているのだ。



「三毛縞くん。」



三毛縞「おぉ、Aさん！久しぶりだなぁ！」



隣の３―Ａに行き、三毛縞くんに会いに行くと早速抱き上げられた。



ヒョイっと軽々と抱き上げられ思わずビックリするけど、いつもの事だしすぐに落ち着いた。



三毛縞「ん？Aさん、表情が暗いぞぉ？何かあったのか？」



「え……。」



三毛縞くんの顔を見ると、儚げに笑っていた。



……何で、そんなふうに笑うの？



三毛縞「ママは、Aさんのことが心配だぞぉ。周りの人の事ばかりで、少しも自分のことは考えてない。いつか、Aさんが壊れそうで……みんな心配してる。」



「……みんな？」



三毛縞「そうだぞぉ！みんな、Aさんが大好きだからなぁ！」



先ほどとは違って、いつもの元気な笑顔で笑っている三毛縞くん。



彼の笑顔は嘘をつかないから、今の笑顔が彼が今考えている事なんだろう。



(私……案外愛されてるんだなぁー)



三毛縞「ママとの約束！【1人で抱え込まない】！」



「うん、ありがとう！」



三毛縞くんは、本当に【ママ】みたいだ。

律の時間→←赤羽業の時間

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す