【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について【暗殺教室】

原寿美鈴の時間 ページ22

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最近、忙しさのあまりまともなご飯が食べれていない。



あんずちゃんや皆には、"体調管理しっかりね。"とか言っておいて、自分は出来てないって……。



椚先生や瀬名くんにバレたら何て言われるか……。



原「あれ、白星さんだ！久しぶりだね。」



「原ちゃん！本当久しぶり！」



ばったり会ったのは、椚ヶ丘の母である原寿美鈴ちゃん。



何だろう……会っただけなのにこの安心感。



原「ん？白星さん、何か顔色悪くない？」



「え？あぁ、最近忙しくてまともに食事取れてなかったから。」



原「ダメだよ、忙しくてもちゃんと食べないと。あ、そうだ！」



何か思い出したように、原ちゃんはバックの中をゴソゴソしだした。



……何を出すんだろう？



原「はいこれ。」



「お弁当？どうしたの、これ？」



原「今日の調理実習で作ったの。良かったら食べてよ。」



すぐそばにあったベンチに座り、お弁当の蓋を開ける。



色鮮やかな美味しそうなオカズが顔を覗かせていた。



「うわぁ！めっちゃ美味しそう！」



原「出来立てじゃないから温かくはないけど、味は保証するよ。」



「本当にありがとう！」



これは本人の前で食べて感想を言った方がいいと思ったため、私は備え付けの箸を持つ。



すると、タッタッとこちらに走ってくる足音が聞こえてきた。



神崎「原さん、こんな所にいた。」



「神崎ちゃん！」

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