月下美人 Ⅱ (ページ14)

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最後に、一番楽しみにしていたアンガチームのステージ。

MVの撮影に使われていそうなセッティング。

少し不気味だと感じてしまう。

オープニングはなしで、いきなり曲が始まる。

進んでいく事に段々と練習生と、曲のテンションが上がっていく。

サビ前のスンファンのパート、凄く歌い方からして全てを賭けている感じがした。

＿＿＿「今回デビュー出来なかったら諦めるつもり。全部ここに賭けてるんだ。」

今でもこの場面を鮮明に覚えてる。

才能があるのに、凄く勿体ないと思ったから。

サビになると一気に盛り上がる室内。

みんな凄く振り付けとかを真似してて、少し可愛らしい。

2番に入るとギュビン君とヒロト君のラップパート。

ヒロト君は、練習の時よりもステージの方が良いパフォーマンスをできる。

これこそ、彼の本当の実力って感じ。

ジュンヒョン、自分に自信がないようだけど凄く歌が上手だし、スンファンと綺麗にハモれている。

しかも、見ているのはカメラではなくファン。

いやー、もしかしたらジュンヒョンリアコタイプ…。

相変わらずフイ先輩は歌が上手で、女性の私よりも高いキーが出せるのではないかと思ってしまう。

最後の最後でまた一気に盛り上げがっていく。

大トリにとても合う素晴らしいステージだった。

アンガチームが戻ってきて、ジュンヒョンは私を見つけると直ぐに駆け寄ってくる。

「ヌナー、ルイヒョンとのあれはなんなんですか！！」

あれ、デジャブ…。