お前は俺を好きになるッ。5

☆205 ページ15

「ママと何、内緒話してたの？」


宏「秘密ー」


「話振ったくせに内緒って意味わかんない…」


宏「怒らない？」


「怒るよーな事なの？」


宏「もーって怒りそう…」


「言わない…ってゆーか、気になるじゃん…」


宏「えーっとねぇ…母チャンが、2人で寝てもいーけど、避妊しなさいよーって」


「もー…どんな会話よー」


宏「ほらー、やっぱ、もーって怒ったじゃん」


「おかしい、ママもみっくんも頭おかしいー」


宏「でも、間違ってないじゃん…こないだ、付けてないもんね？」


「朝から、ヤダー、そんな会話」


宏「これからは気をつけますっ、だからまたしよーなっ」


「その軽ノリ、なんかヤダ…」


彼が私に近づき、私を後ろから抱きしめた…


宏「えっ？ごめん…怒んなって…好きっ、チュッ…ごめんね」


彼に後ろから頬にキスされる…


「………降りよ、遅刻する」


宏「おぅ、腹減った…」


何故かわからないけど、ママに認めて貰えて喜べない私が居た。

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