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10.ここは……? ページ10

『…さい。』

誰かの声が聞こえる…

『起きてください』

どこかで聞いた事のあるような声…

『あのー…起きてください。孤爪先輩』

僕の事を呼んでいるんだろうか

『孤爪A先輩』

「……ん……ん?」

影「あ、起きた」


目を開けると左上に影山の顔があった


「こ、こ、は…?」

僕はぼーっとする頭で影山に問いかけた

影「保健室です」

あ、どうりで薬品の鼻につくような匂いがするんだな…

…ま……保健室はいいとして……

「なんで影山がいんの…?」

疑問その一だね。これは。


影「俺が孤爪先輩をここまでつれてきました」


「どーやって?」


影「お姫様だっこで」


「え…………?」


……え…僕の人生…オワタ…


後輩(男)にお姫様だっこされるとか……


ホ。モかっっ!!


絶対皆に見られただろうなー………


僕はガバッと毛布を頭までかぶった


影「どーしました!?」


「いや、気分が……」


…そりゃ…男(後輩)にお姫様だっこされたら気分も悪くなるわな。


影「まじっすか!?大丈夫ですか?」


「いや、うん。大丈夫だよ」


はよ帰れし。←


影「孤爪先輩の気分がよくなるまで帰りません」


「え…?声出てた?」


影「はい」


まじか……


「いいよ。もう次の授業始まるし」


もう、迷惑かけたくないし。


影「Aさんは…?」


「僕もうちょっと寝る」


僕はぼそぼそと呟くと枕に顔をうずめた


影「あ、はい。分かりました。それじゃ、失礼します」


影山の声が聞こえると


次に椅子を片付けるような金属音が聞こえて


金属音がおさまったかと思えば足音と共に


ガラガラとドアの開閉音が聞こえた


出て行ったかな…?


と思うと僕は目を閉じた


ま、そんな簡単に寝付けなくて
僕は制服からスマホを取り出して青根にL●NEを送った

(んー…『眠い』とだけ送ったけど…返信くるかな…)

ずっとスマホを枕元に置いて見つめてたけど

返信を待ってる内にいつの間にか僕は眠っていた

11.ぐんぐん牛乳→←9.早朝練から朝練への辛さ



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設定タグ:ハイキュー!! , 男主 , 孤爪研磨   
作品ジャンル:アニメ
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ルイ - お疲れさまでした! 何年でも待ちます! 受験頑張って下さい! (2015年6月2日 21時) (レス) id: 238637b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
- 今までお疲れ様でした!とてもおもしろかったので、残念です…1年でも何年でも待つので、帰ってこれたら帰って来てくださいね!受験の事、応援していますから! (2015年5月31日 8時) (レス) id: 633a481b68 (このIDを非表示/違反報告)
じぇんとる。(プロフ) - お疲れ様です。この小説面白かったですよ。受験なら仕方ありませんよ。私も一応受験生ですし。頑張ってくださいね!この小説の閲覧者の一人として陰ながら応援させていただきます。ファイトです! (2015年5月30日 15時) (レス) id: c59c5a838b (このIDを非表示/違反報告)
月島優月@ルカ - 更新頑張って~!! (2014年11月27日 18時) (レス) id: 06c92b0f05 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃみ(プロフ) - コノハ@超暇人さん» はい!更新頑張ります! (2014年7月11日 22時) (レス) id: 90a57d340d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちゃみ(眼球) x他1人 | 作成日時:2014年6月18日 0時

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